New JAMの本棚-061
『俄に信じられないのですが、つい・・』
「ドナウ川の類人猿」・青土社を読む。
なんとも魅力的で私の探究心の刺激する本です。
新宿の紀伊國屋書店で何気なく目につき買ってしまった。
「装身具の起源」と7月のゼミ「古代の金とジュエリー」について
資料をまとめているのですが、
この本は明らかに眉唾だと思いながら
興味の欲求には勝てませんでした。
トラキアの前身はドナウ川のヴァルナ遺跡に繋がります。
その起源は紀元前4000年以上と言われており、
黒海周辺の遺跡からは夥しい量の金の装身具が発掘されているのです。
もしかするとメソポタミアに匹敵する文化があったかも知れない。
そしてヨーロッパにおける人類の曙にも・・・。
しかしながら、
ドナウ文明は石の文化ではなく木の文化だった故に遺っていない、
とも言われています。
随分前に浦沢直樹の漫画「マスターキートン」で
ドナウ文明のことに触れていたように記憶していますが、
私にとってもドナウ文明は魅力的なテーマになっています。
