AZClubジュエリーの歴史研究

 

定例ゼミ『モダニズムの思想とジュエリー』(23)

 

Face to Faceによるゼミ=2023年515日(月)17:00〜19:30

定員5名。参加料4000円。ルノアール新大久保展会議室。

ZoomによるOnlineゼミ=2023年529日(月)19:00〜21:00

定員7名。参加料2500円

*AZClubジュエリーの歴史研究ゼミはJewellerystory_0512@yahoo.jo.jp までお申込み下さい。またジュエリーについてご意見、ご質問を承っております。お気軽にお寄せください。

 

『1855年に始まるパリ万国博覧会は

ナポレオン3世の号令のもとイギリスに追いつけ追い越せ』

 

 

この画像は

1862年に作られたメレリオのコサージュブローチです。

ジュエリーの様式としてはロココリバイバルになるでしょうか。

或いは

19世紀末のアール・ヌーヴォーを予感させるでしょうか。

いずれにしても

フランスの宝飾品の底力を見せつけられる迫力がある、と。

ラペ通りに店を構えたカルティエとメレリオは

他の宝石商に一歩先んじた力があったような気がするのです。

歴史を学び、そこから新しいものに挑戦する

この視点があったからこそ、モダニズムの思想を生んだのです。