宝石箱の片隅「深夜のモノローグ」・no.0018
『案の定金の価格が高騰している』
本日の売値が9500円台になっているようです。
恐らく近いうちに1万円は超えてしまうでしょう。
そしてこの価格は当分下がらない。
一方で後期高齢者の保険料が値上がりするという。
この二つは何の関係もないけれど
私の場合、両方に関係しているので、無視するわけにはいきません。
ジュエリーには金は欠かせない素材の一つですから
作り手や販売する側にとって、これ以上値上がりするのは困りますね。
尤も金の価格以前に新作が売れないという
ジュエリー業界の根本的な問題が横たわっていますが・・・。
先日のゼミでも少し触れさせて頂いたのですが
現在の日本のジュエリー小売市場規模は1兆円程度で
これは1992年暮れにバブルが崩壊してから30年が経過するというのに
少しも良くならないのです。
その上、海外製品の占める割合は年々増加し、
全体の40%を占めているのではないでしょうか。
この傾向は今後も続くと思われ、
国内のジュエリーメーカーは厳しい環境になっていきます。
個人の努力ではどうにもならないし、かといって業界の力もないし。
ジュエリーは決して滅びない、と強がってみても始まりません。
