AZCジュエリーの歴史研究note004
『先日のゼミ「真珠とその時代」の追加』
25日はOnlineによる『真珠とその時代』のゼミを行いました。
参加者が定員を大幅に上回ってしまい、ご参加の皆さまには本当に感謝です。
その際、ちょっとお話しできなかったことがありましたので
以下、追加したいと思います。
この画像は1983年、御木本真珠発明90周年事業の一環として
顧客向けに発行したPR誌の一部です。
このネックレスは「大将連」といい
現在ミキモト真珠島博物館に陳列していますから
ご覧になった方もいらっしゃるでしょう。
御木本幸吉が昭和初期から約10年かけて、
自ら一粒ずつ集めた49個からなるネックレスで、
センターの珠サイズは14ミリ、と説明があります。
◎
私は長い間、この大将連をアコヤ真珠のネックレスだと思っていました。
でもどうやら、シロチョウのネックレスらしいのです。
そう言われてみるとセンターの珠サイズ14ミリというのは
当時のアコヤの養殖技術では不可能です。
この当時のシロチョウの養殖は、
フィリピンの東、パプアニューギニアの北にある
パラオ諸島、カロリン群島などでした。
シロチョウの養殖が軌道に乗るのは戦後のことであり
この時代にこれだけの真珠を手に入れるのは
容易なことではなかったでしょう。
真珠の歴史に興味のない方には何の価値もありませんが
こう言ったことを多少知っておくと・・・。
◎
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