宝石箱の片隅「深夜のモノローグ」・no.0015
『良いものは時代の流行に左右されない』
◎
この画像は先日ネットで見つけたものです。
エリザベス女王が付けているネックレスとブローチ。
一見フツーのジュエリーですが
ネックレスは3連のグラジュエーションタイプで
1940年代以前の真珠のネックレスは全てこの仕様でした。
現在のユニフォームが生まれたのは1950年以降だと思います。
そして胸元のブローチはアール・デコのクリップタイプ。
これは恐らく1930年前後のものではないでしょうか。
クリップタイプは汎用性の広いデザインですが
アンティーク市場を別にすれば、現在では殆ど見ることはありません。
先ず、どのメーカーも作っていないし、
ファッションとのコーディネートについても
誰も提案しないからでしょう。
ここ10年くらいジュエリーの均一化・同質化になってしまい
リバイバルの動きが殆ど見えないのは
作る側売る側の勉強不足とも言えそうです。
