宝石箱の片隅「深夜のモノローグ」・no.0015

 

『良いものは時代の流行に左右されない』

 

 

 

この画像は先日ネットで見つけたものです。

エリザベス女王が付けているネックレスとブローチ。

一見フツーのジュエリーですが

ネックレスは3連のグラジュエーションタイプで

1940年代以前の真珠のネックレスは全てこの仕様でした。

現在のユニフォームが生まれたのは1950年以降だと思います。

そして胸元のブローチはアール・デコのクリップタイプ。

これは恐らく1930年前後のものではないでしょうか。

クリップタイプは汎用性の広いデザインですが

アンティーク市場を別にすれば、現在では殆ど見ることはありません。

先ず、どのメーカーも作っていないし、

ファッションとのコーディネートについても

誰も提案しないからでしょう。

ここ10年くらいジュエリーの均一化・同質化になってしまい

リバイバルの動きが殆ど見えないのは

作る側売る側の勉強不足とも言えそうです。