
宝石箱の片隅の呟き−623
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ざ・てわざIIIは出品者リストがなかったので
正確な参加者の数は覚えていないが、
8割くらいは絵画が占めていたのではないか。
その絵画のほとんどが超リアル表現で、
こういった表現を志すアーチストが増えているのは
時代の要求なのだろうか。
以前にHOKI美術館で
その圧倒的な写実表現に魅了された。
こういった絵画を見ると
基本は「写実」なんだということが改めて理解できる。
ジュエリーも
18世紀後半からのロマン主義に影響され、
それが自然主義、
そしてアール・ヌーヴォーに引き継がれていくが、
所詮は写実表現に尽きるのだ。
そしてそこから抽象表現に変貌するが、
最近のジュエリー作家たちは
訳がわからずに抽象的なジュエリーしか作れない
という実態がある。
これは写実の基本を踏まえた上で
抽象に至るという教育が
全くなされていない証拠ではないか。
ジュエリーの学校では
こういったカリキュラムが
キチンを行われているのかという疑問が
湧いてきている。