『上昇志向という「志」を持って欲しいものだ』



ますぶちStyle/宝石箱の片隅

「Nightcap=74・
ジュエリービジネスのスクラップ&ビルド(9)」



久し振りに新宿の百貨店の宝石サロンを覗いた。



ブランドの時計売り場の客は全員アジアからの観光客。



一方宝石売り場の方は日曜日だというのに商談はチラホラ。



1階のアクセサリー売り場はさすがに人でごった返していた。



久し振りのせいか、
ジュエリーの品揃えがかなり変わってきているように感じる。

こんなデザイナーのコーナーが・・・。


この作家が何故?・・・。


じっと見ていると販売員が寄ってきて、
私にいろいろと話しかけるけれど、私は客ではないので、
そのうち気がつくだろうと思って、
適当に相づちを打っていたら、
フロアーマネージャが来て向こうから挨拶をされてしまった。



私のM時代の事を覚えていたようで、なんとも格好がつかない。



しかし、ジュエリー業界の人は
他社のジュエリー売り場をしっかりウォッチングしているのだろうか。



そう云えば2週間前に
青山のジュエリーショップのオーナーと話していた事を思いだした。


この方競合という概念が全く感じられず、
自店の商品の事しか興味がないらしい。



しかし、自店で取り扱っていないレベルのジュエリーでも、
しっかりキャッチしておく必要がある。

それは何故かと言うと、
お客さまの方が情報を持っている事が多いからだ。



例えばGRAFFのジュエリーを見て自分とは関係ない、
と思った瞬間にその人はジュエリービジネス失格だろう。



そもそもGRAFFって何ですか?と
逆質問されたのは言わずもがなだろう。



こういう人はハッキリ言って上昇志向がない。


志が極めて低いのだ。


ジュエリービジネスをやっている人が、
GRAFFも知らないというのは・・・。


こんな低次元の話はあまりしたくないが、
売れない事はみんな政治や経済のせいにする人が多いような気がするのも困ったものなのだ・・・。