ジュエリーの歴史を学ぼう(19)







『基本は何も変わっていないのだ』








人間の営みの中で、
技法や技術というものは
古来から何も変わっていない。


そう思うのは
様々な歴史を学んだ時に強く感じる。



ジュエリーにおいても、
殆どの技法は
今から3000年前には完成されている。


時代のニーズや改良によって
より使い易く、表現し易くはなっているけれど、
基本は何も変わっていない。


ジュエリーに携わる人たちの中には、
まるで自分が
オリジナルを作り出したような
錯覚をしている人がいるが、
ジュエリーの多くが
手のひらに収まる世界であれば、
自ずから判るだろう。



であるならば、
何千年と続いてきた
ジュエリーの歴史を学ばないと、
何一つ判らないことになる。



独りよがりのジュエリーが
いかに多いかは、
ジュエリーの展示会にいけば
たちどころに理解できる。


今日も某百貨店で
ジュエリーの展示即売会をやっていたのだが、
その多くは殆ど「ゴミ」といえる
範疇モノであった。


それらはある意味
作り手の個性がないし主張がない。


ジュエリーは何であるかを、
もう一度個々に
感じ取らなければならないだろう。