ラムカクテル-10




Nightcap=33


『経営者の尻を平気で叩いてくれる人がいるか』



ジュエリー業界も

メーカーから小売に至るまで、

社外取締役やアウトソーシング

(下請けの工房などという意味ではない)を

真剣に考える時代にきた

と云って良いだろう。


多くの会社が同族で成り立っているし、

経営そのものに至っては

我が儘同然でやっているから、

なかなか上手くいかない。


しかも2代目3代目の時代になってくると、

先代から引き継いだ

沢山のヘドロが会社の隅々に溜まっている。


これを取り除き

抜本的な再構築をするには、

昔からの番頭や

トップの顔色を窺うイエスマンばかりでは

到底無理。


それでなくても

しっかりした帝王学を学ばず、

成り行きで跡を継いだ息子や娘の力量では

推して知るべしだろう。


今回のサントリーの社長交代は、

成否は兎も角、

佐治家がいかに将来を見据えた

バランス経営の考えを持っているかを

示すものといえないだろうか。


一時代を築き上げた

多くのビッグカンパニーが

低迷を続けている要因の一つには、

世代交代という大きな課題が

クリアーできなかったことが

あげられよう。


ジュエリー業界に目を転じれば

TやVなどはまさに格好のダメな例だ。


経営者の尻を平気で叩いてくれる人こそ、

今求められる人財である。