とりとめもなく・・・

先日亡くなった
元プロ野球監督の川上哲治氏は、
選手たちに
「最後まで諦めず全力を尽くす」
ことを言っていた。

この言葉は平凡な表現だが、
言う人によって
深さや濃さが違ってくる。

前人未到の
日本シリーズ9連覇というのは、
これからも
破られることはないだろう。

今年の日本シリーズ
巨人が2連覇を狙ったが
果たせなかった。

短期決戦の難しさも
あるだろうが、
監督として
コーチや選手の操縦術は、
高度なレベルのものが
要求されることを、
改めて知らされた。

これは
企業に於いても
経営者のスキルとして
要求されるものだ。

単に
モノを売るというだけでなく、
個客との付き合い、
従業員の操縦術、
金融関係とのパイプ、
経営感覚
そして何よりも
人間性や求心力が求められる。

何も聖人君子である必要は
ないけれど、
人間としての魅力に勝るものは
ない訳で、
そのような人の元で働くことは
働きがいがあるだろう。

自分を翻って見れば、
いままでの人生の中で
たくさんの
影響や教えを受けた人がいて
いまの自分がある訳だが、
この人なら
自分のベストを尽くしても良い、
という人と
巡り会っただろうか。

残念ながら
そのような人とは
まだ巡り会っていない。

これはひとえに
自分の不徳の致すところである。

まあ一人だけ
敢えてあげるとするならば、
宝飾品業界でお世話になった
N氏だろうか。

彼からは
実に多くのものを吸収させて頂いた。

彼と出会わなければ
恐らくいまの自分はないだろう。

あまり密着しすぎると、
その人の内面にまで触れることになり、
良い面も勿論だが
悪い面も知ることになる。

それを知ったところで
その人の人間性とは別ものだし、
こと仕事に関しては
少々荒削りでも
魅力でありさえすれば良い。

その割には
まだ充分な恩返しができていないのが
情けない。