『出会い、邂逅』

$『ますぶちStyle/宝石箱の片隅』

もう日付が変わったので
正確には昨日だが、
土曜日には珍しく午前中仕事の打合せ。

午後amebaの友人に誘われて
銀座のジュエリー展へ。

その後池袋に出て、
FB友達森やすかさんの個展
「キモチノカタチ」に顔を出した。

池袋南口の
ジュンク堂の路地を入り
暫く歩いて、
左側に目指す展示会のギャラリーが。

階段を上がると
小さな入り口に何人かの女性が
ジュエリーを見ていた。

こんなオジサンが入るのは
ちょっと場違いな感じがしたが、
今更
女性が怖い歳でもないので、
図々しくもしばしジュエリーを眺める。

ジュエリーの起源にはいくつか説があるが、
そのひとつ
「ホモ・ルーデンス説」は
オランダの歴史学者
ヨハン・ホイジンガが唱えた説だ。

個人的には、
ジュエリーの起源は、
これが一番近いのではと思っている。

彼女のつくるライトジュエリーを見ていて
感じたのはこのことである。

至って
フツーのジュエリーであるにもかかわらず、
何か妙に身近に感じてしまう、
ホッとすると言い換えても良い。

惜しむらくはディスプレイで、
もう1つ工夫があれば、
もっと引き寄せられたかも知れない。

また
技術的には決して褒められたものではないが、
何か楽しんで作っている
のを感じるのは不思議なことだ。

これは
本人の人間性と関連があるのかも知れない。

彼女は
きっと楽天的で、
物事にあまり執着しない、
あっけらかんとした性格なんだろう。

ジュエリーを見ているだけで、
こういったことを勝手に連想させてしまう、
森さんという人は
本質的にホモ・ルーデンスを身につけているのだ。

こういう作家に出会ったのは
はじめてのことで、
理論武装したジュエリー作家にはない味わいが、
ジュエリーの随所に感じるのだ。

人との出会い、
ジュエリーとの邂逅、
どちらも偶然に
しかし運命の糸がしっかりと絡み合って
バランスをとっている。

こういったジュエリーに出会えたことは
私にとっても大変嬉しいことで、
ライトジュエリーに対する興味が
俄然沸いてきた。

今月29日まで
池袋「梅舎茶館」2階ギャラリーで。
tel.03-3971-2256