Understanding Jewellery
『モナ・リザには
なぜジュエリーが描かれていないのか』

昨日の朝日新聞のコラムに
多摩美大教授の西岡氏が
「モナ・リザの正体」を書いていた。
モナ・リザと言えば
知らない人はいないだろう。
中でも一番の興味は
モデルが誰だったかということ。
色々な説があるが
フィレンツェの絹織物商
フランシスコ・デ・ジョコンダ夫人
「リーザ」
というのが定説になっている。
最近
彼女の頭蓋骨が発見され
復元するとかしないとか、といった
ニュースが流れていた。
それはともかく
西岡氏の文章にちょっと気になる箇所があった。
ダ・ビンチが
リーザ夫人の肖像画を
受注することになったのは、
彼女の嫁いだジョコンダ家の公証人
(この時代は弁護士と税理士を兼ねていて、
顧客に対して強い発言力を持っていた)が
ダ・ビンチの父親である
セル・ピエロ・ダビンチが務めており
彼の力によるという説だ。
彼は
リーザ家の法務と税務の万端を
取り仕切っていたので、
リーザ夫人の
肖像画の発注先として
ダ・ビンチを選んだかも知れない、
というのだ。
ところで
この時代の女性の肖像画は、
イヤリングやネックレスなど
何がしかの
ジュエリーをつけているものだが、
モナ・リザにはそれがない。
コスチュームは
胸が大きく開いているから、
ジュエリーをつけさせた方が
バランスは良いと思う。
フェルメールの
「真珠の耳飾りの少女」でさえ、
アンバランスなイヤリングが描かれている
(これについては私なりの説があるので
そのうちブログに書きたいと思っている)。
リーザ夫人は
裕福な家柄だったから
自慢のジュエリーは
たくさん持っていたと思うのだ。
とすれば
この時代の肖像画としては
この点からも異色と言えるし、
この謎は
さまざまな観点から議論しても
良さそうなものだが、
私の知っている限り、
モナ・リザのジュエリーについて
触れている人はいないようだ。
『モナ・リザには
なぜジュエリーが描かれていないのか』

昨日の朝日新聞のコラムに
多摩美大教授の西岡氏が
「モナ・リザの正体」を書いていた。
モナ・リザと言えば
知らない人はいないだろう。
中でも一番の興味は
モデルが誰だったかということ。
色々な説があるが
フィレンツェの絹織物商
フランシスコ・デ・ジョコンダ夫人
「リーザ」
というのが定説になっている。
最近
彼女の頭蓋骨が発見され
復元するとかしないとか、といった
ニュースが流れていた。
それはともかく
西岡氏の文章にちょっと気になる箇所があった。
ダ・ビンチが
リーザ夫人の肖像画を
受注することになったのは、
彼女の嫁いだジョコンダ家の公証人
(この時代は弁護士と税理士を兼ねていて、
顧客に対して強い発言力を持っていた)が
ダ・ビンチの父親である
セル・ピエロ・ダビンチが務めており
彼の力によるという説だ。
彼は
リーザ家の法務と税務の万端を
取り仕切っていたので、
リーザ夫人の
肖像画の発注先として
ダ・ビンチを選んだかも知れない、
というのだ。
ところで
この時代の女性の肖像画は、
イヤリングやネックレスなど
何がしかの
ジュエリーをつけているものだが、
モナ・リザにはそれがない。
コスチュームは
胸が大きく開いているから、
ジュエリーをつけさせた方が
バランスは良いと思う。
フェルメールの
「真珠の耳飾りの少女」でさえ、
アンバランスなイヤリングが描かれている
(これについては私なりの説があるので
そのうちブログに書きたいと思っている)。
リーザ夫人は
裕福な家柄だったから
自慢のジュエリーは
たくさん持っていたと思うのだ。
とすれば
この時代の肖像画としては
この点からも異色と言えるし、
この謎は
さまざまな観点から議論しても
良さそうなものだが、
私の知っている限り、
モナ・リザのジュエリーについて
触れている人はいないようだ。