
OBJECTION
ほんの些細なことの評価
中小企業の弱点は社員教育にあるかも知れない。
経営トップの方とお話しするとき
「うちもAさんのところのような社員がいたら良いなあ」
「うちなんかいくら教えても、直ぐにいなくなっちゃうからね」
などという愚痴を聞かされる。
先日その愚痴を云っている会社に用事があって電話した。
「モシモシ、お早うございます。マスブチですが社長いますか」
「社長はただいまいません。出張中です」
「昨日お電話差し上げたときに今日から出社すると云ってましたが」
「少々お待ち下さい、ちょっと調べて参ります」
「社長の戻りが遅くなっていまして本日は遅いようです」
「それでは明日かけ直します」
細かい字句は別にして、この会社問題はただひとつ。
それは社長の行動が会社の中で共有化していないこと。
弱小企業では良くあることで、
いちいち俺の行動なんか知らせなくて良い、という
とんでもない勘違いをしている社長がいるのだ。
大企業であれば秘書がいるから嫌でも社長の行動は明確になる。
しかし弱小企業は、社長の鶴の一声で何でも決められるから
こういったことに気が回らない。
電話をする方は何と感じるだろうか。
少なくとも私は、この会社社員の能力が無いのではなく
社長がだらしないだけなんだ、いまいち信用ができない
注意して付き合おう、ということになる。
相手誰なのかが見えない電話の対応は、
充分注意してやらなければならないが、
それよりも、
本当に必要なのは社員教育ではなく社長教育なのだが・・。