$『ますぶちStyle/宝石箱の片隅』

OBJECTION
先が見えにくい時代だからこそ

宝飾品業界のこの20年は、まことに激動の時代であった。
それまでバブルの波に乗って
5兆円の小売市場は直ぐ届くだろうと誰しも信じて疑わなかった。
造れば右から左に売れた。
「みつぐクン」「自分へのご褒美」なる流行語も生まれた。
メーカー、卸し、小売と3業種が皆浮かれた。
しかし1992年のバブル崩壊とともに
宝飾品業界は見事に崩壊した。
専業以外のサイドビジネスに手をだしたところは殆ど壊滅。
地道に自分の生きる道をしっかり守ったところだけが生き残った
と云ったら言い過ぎだろうか。

バブル崩壊以後の20年間、
出口の見えないトンネルから未だに抜け出せないでいる。
少し兆しが見えてきたと思ったら
リーマンショックの余波を受けて、またしても陥没した企業は多い。
いま、多くの企業がこれからの5年、10年が見えて来ない。
いや3年先だっておぼつかないでいる。
先行きの見えない不安は、企業の大小に拘らず
自分を小さくしてしまう。
資金繰りが上手くいかないとつくるものも造れず、仕入だってままならない。
従業員への給料だって毎月払っていかなければならない。

「ゼロ」は何処迄いっても「ゼロ」
でもほんのちょっとの決断と実行力があれば
「1」が「2」にも「10」にもなる。

あなたには決断と実行する勇気がありますか。