$『ますぶちStyle/宝石箱の片隅』

プロメテウスを観た

率直にいってそれなりの迫力はあったが荒削り。
人間の起源に迫るという謳い文句はどこかにいってしまって
エイリアン2、3のような緻密さはない。
結局エイリアンの起源的なものを連想させただけ。
相変らずこのシリーズの主人公は女性だが
彼女がエイリアンを身ごもり、帝王切開で取り出すと瞬時にパンチで縫合し
すぐに元気で動き回るに至っては笑い出してしまった。

エイリアンを相手にする多くのシーンも
何か必然性に欠け、派手な立ち回りばかりが目についた。
17人のクルーはそれぞれがその分野のスペシャリストで戦士ではない。
この辺のポジショニングもいい加減で、
エイリアン1のリドリー・スコットよりも
エイリアン2のジェームス・キャメロンの方が監督としては上かなと思ってしまう。

恥ずかしながら3Dの映画は初めて見たのだが面期待外れ。
映像表現として技術的なものはまだまだこれからなのだろうが
ストーリーや映像表現の精度が疎かにされてしまうのではという危惧感を持った。
今回の終わり方からいって、恐らく次回作もあると思うが
ジェームス・キャメロンにメガホンをとって貰いたいところだ。