リバイバルジュエリー
流行は繰り返す。
ジュエリーも例外ではない。
19世紀にはさまざまなリバイバルジュエリーが流行している。
リバイバルやネオと云う冠詞がついているからお判りになるだろう。
リバイバルの切っ掛けは18世紀のヨーロッパ各地の古代遺跡の発掘だ。
古代遺跡から発掘された夥しいジュエリーは
先ず何よりもその製作技法が判らないモノが多いが
意匠についても優れたものがあり
多くの金工職人やジュエリー作家を釘付けにした。
古代遺跡方発掘された、代表的なものには
グラニュレーション、カメオ、エナメルなどがあるが
古代遺跡から発掘されたものを復刻して作ったジュエリーを考古学様式と呼ぶ。
リバイバルの中でも
15~16世紀に興ったルネサンスのジュエリーを
復元又はアレンジして独特の世界を築いた。
これらのジュエリーは
ルネサンスリバイバル或いはネオルネサンスなどと呼ばれる。
先に紹介したカステラーニやジュリアーノはつとに有名であるが、
トリトン、ポセイドン、ドラゴン、ケンタウロスなどの
モチーフを用いて数多くのジュエリーが作られた。
ルネサンスジュエリーと
ルネサンスリバイバルのジュエリーとを比較すると
モチーフ、意匠、技法などかなり異なった点は見て取れるが
ここにご紹介した2点、
果たしてどちらがルネサンス期のものかお判りになるだろうか。
