天然真珠とその時代-7
AZClub定例会「天然真珠研究」の予備知識として
暫くの間書いていきますので、
参考にして頂ければ嬉しく思います。
バロックパール
バロックパールが爆発的に流行したのは
ルネサンスと19世紀の中頃のイギリス、
そして20世紀のアール・ヌーヴォーの時代である。
18世紀中頃からヨーロッパ各地で古代遺跡の発掘が開始される。
1738年にヘルクラネウム(現エルコラーノ)、
1748年にポンペイの発掘が開始されると
様々な発掘品に混じって古代のジュエリーや装身具が発見され
古代への憧れや興味が沸騰する。
考古学趣味、復古趣味、リバイバルなどと呼ばれるが
その中でも
ルネサンスの時代に作られたジュエリーをモチーフにして
盛んにジュエリーが作られる。
これをルネサンスリバイバル(ネオルネサンス)という。
ルネサンスとルネサンスリバイバルに盛んに使われたのが
バロックパールである。
バロックと云う名は真珠や宝石のいびつな形を指す
ポルトガル語のbarrocoからきていると云われる。
形によってはグロテスクだが、
見方をかえれば
ユニーク、面白いと云う言葉が当て嵌まるだろう。
現在の宝飾品市場で
バロックの定義が極めて不明確になっているところがある。
それは養殖の過程で核が脱核して出来たバロックを
全部ではないが、南洋ケシ、黒ケシなどと呼んでいる事である。
もともとケシ真珠とは
1ミリ以下のけし粒や芥子の実のような
小さい真珠の事を指していた。
これはいまでも変わらない。
ところが恐らく商売上の理由だと思うが
白蝶や黒蝶の小振りで核を持たないバロックをケシと呼ぶことで
価格に反映させようとしたのではないか。
いずれにしてもバロックは、個性を引き出すためには
大変面白い存在の真珠だから、
是非上手い表現を考えて欲しいものである。
AZClub定例会「天然真珠研究」の予備知識として
暫くの間書いていきますので、
参考にして頂ければ嬉しく思います。
バロックパール
バロックパールが爆発的に流行したのは
ルネサンスと19世紀の中頃のイギリス、
そして20世紀のアール・ヌーヴォーの時代である。
18世紀中頃からヨーロッパ各地で古代遺跡の発掘が開始される。
1738年にヘルクラネウム(現エルコラーノ)、
1748年にポンペイの発掘が開始されると
様々な発掘品に混じって古代のジュエリーや装身具が発見され
古代への憧れや興味が沸騰する。
考古学趣味、復古趣味、リバイバルなどと呼ばれるが
その中でも
ルネサンスの時代に作られたジュエリーをモチーフにして
盛んにジュエリーが作られる。
これをルネサンスリバイバル(ネオルネサンス)という。
ルネサンスとルネサンスリバイバルに盛んに使われたのが
バロックパールである。
バロックと云う名は真珠や宝石のいびつな形を指す
ポルトガル語のbarrocoからきていると云われる。
形によってはグロテスクだが、
見方をかえれば
ユニーク、面白いと云う言葉が当て嵌まるだろう。
現在の宝飾品市場で
バロックの定義が極めて不明確になっているところがある。
それは養殖の過程で核が脱核して出来たバロックを
全部ではないが、南洋ケシ、黒ケシなどと呼んでいる事である。
もともとケシ真珠とは
1ミリ以下のけし粒や芥子の実のような
小さい真珠の事を指していた。
これはいまでも変わらない。
ところが恐らく商売上の理由だと思うが
白蝶や黒蝶の小振りで核を持たないバロックをケシと呼ぶことで
価格に反映させようとしたのではないか。
いずれにしてもバロックは、個性を引き出すためには
大変面白い存在の真珠だから、
是非上手い表現を考えて欲しいものである。