宝石たちの1000物語

人に歴史があるように、宝石にもそれぞれの物語がある。1000文字に収められた1000の宝石たちの煌めき。それは宝石の小宇宙。

 

55

 

Brack opal

 


『ますぶちStyle/宝石箱の片隅』

『ますぶちStyle/宝石箱の片隅』

『ますぶちStyle/宝石箱の片隅』



オパールの中でもブラックオパールはキングといわれるように、黒をベースにした地色から発せられるレッド、ブルー、グリーン、オレンジ、イエローなど虹色に輝く遊色効果は、他のオパールの追随を許しません。赤斑は出現率が少ないので希少性が高いと云われていますが、日本人向きなのは深いブルーの煌めき。深く落ち着いた色合いは日本の原風景を思わせます。

 

ヴァンドーム広場の夕景

 

久し振りにパリの地を踏んだ。

 

私がリッツホテルでデヴューしてから3年の月日が流れた。

 

お陰さまで私のプロデュースするジュエリーは

 

日本よりもヨーロッパで迎えられ、

 

今度2回目の個展を同じリッツホテルで開くとになった。

 

今回は打ち合わせを兼ねて、

 

マネージャーとこのヴァンドーム広場に来ている。

 

ヴァンドーム広場はその昔フランス軍隊の馬小屋だったとか聞いているが、

 

もう200年くらい前から、世界のトップクラスの宝石店が店を構え、

 

世界の社交場の一つになっている。

 

ここにあるリッツホテルも一流中の一流だ。

 

ここで最初の個展をやることになった切っ掛けは、些細な事だった。

 

あれはちょうど5年前、

 

シャンゼリゼ通りのブティックにオーダーしておいたドレスが

 

出来上がったというので、

 

散歩がてら取りに行ったとき、

 

ベントレーから降り立った老紳士が、

 

よろけた拍子に私にぶつかってしまったのだ。

 

私は避ける暇もなく、老紳士と一緒に尻餅をついてしまった。

 

この続きはhttp://jpp.shop-pro.jp/?mode=f10

「ブラックオパール」でお楽しみ下さい。