宝石たちの1000物語

人に歴史があるように、宝石にもそれぞれの物語がある。1000文字に収められた1000の宝石たちの煌めき。それは宝石の小宇宙。

 

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Brack opal

 


『ますぶちStyle/宝石箱の片隅』



オパールはオーストラリアから採れるまではボヘミア地方が主産地でした。19世紀、イギリスの植民地であったオーストラリアでオパールの鉱床が見つかると、瞬く間にオパールは流行し、アール・ヌーヴォーの作家立ちに好んで用いられるようになりました。それから100年以上が経ち、日本人は真珠と同様にオパール好きとして知られるようになりました。オパールの最大に魅力は、何といっても、妖しく煌めく遊色効果にあります。

 

窮  地

 

どうにもならないところまで追いつめられていた。

 

人一倍努力をしているのだが、

 

一向に上昇志向にのらない。

 

今度結果が出なかったら、このプロジェクトから降ろされるだろう。

 

それは仕方がないのだ。

 

結果が全ての世界で、できない理屈をいくら並べても、

 

所詮は負け犬の遠吠えだ。

 

最悪、いまの会社を辞めなければならないだろう。

 

辞めてどうするか。

 

自分一人だったらどうにでもなるが、妻と5歳になる娘がいる。

 

来月から収入がなければ直ぐに生活は窮する。

 

妻はいつも黙って私の後をついてきてくれたが、

 

今度ばかりは何と云うだろうか。

 

 

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「ブラックオパール」でお楽しみ下さい。