宝飾品業界で「ルネ・ラリック」を知らない人がいる


ますぶちStyle「宝石箱の片隅」


先日、業界のある集まりで

若い女性(といっても30代半ば)と話す機会を得た。

話しているうちにアンティークジュエリーに話題が発展し

そこに友人らしき女性が二人加わった。

ところで、箱根のラリック美術館に行きました?

と私が何気なく質問したら、

「ラリックって何ですか?」と聞き返してきたのには驚いた。

「えっ、ラリック知らないの」

「はい知らないです」

「アール・ヌーヴォーの代表的ジュエリー作家ですよ」

「アール・ヌーヴォーって何ですか」

「・・・・」

ジュエリーに拘る人で

ラリックやアール・ヌーヴォーを知らないとは言語道断、

ということを柔らかく言うと

「私は宝石関係の仕事をしているので、

ジュエリーにはあまり興味がないんです」

そうかも知れません。

反対に、ジュエリー関係の仕事をしている人は

宝石の事はあまり知らないかも。

でも、ラリックは世の中の常識、とはいかないまでも

一般教養として知っていて欲しい、と思うのは私一人でしょうか。