宝石たちの1000物語

人に歴史があるように、宝石にもそれぞれの物語がある。1000文字に収められた1000の宝石たちの煌めき。それは宝石の小宇宙。[ここに書かれていることはあくまでもフィクションです。宝石の価値を何ら妨げるものではありません]

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  Rhodorite garnet




ますぶちStyle「宝石箱の片隅」


今度こそ本当に


小雨がそぼ降る中を、その男は家路を急いでいた。

今日は娘の誕生日。

もう何回すっぽかしただろうか。

今日だけは娘と妻の3人で暖かい夕食の団らんを囲もう。

誕生日のケーキは、電話で注文して今頃は家に届いている筈だ。

雨に濡れないようにプレゼントを小脇に抱え、

急ぎ足で歩を進めた。

その時ポケットのケータイが鳴り出した。

男は舌打ちして、店の軒下に行き、ケータイを開いた。

案の定上司からの電話だった。

 

 

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