ますぶちStile「宝石箱の片隅」



19AZC(エージークラブ)定例会

 

テーマ:ジュエリーの歴史第3回『1920世紀のヨーロッパと宝飾品事情』

講師:増渕邦治

日時:1029日(土)17時~19

場所:CafeRenoir ニュー八重洲北口店

  東京都中央区八重洲1-7-4 矢満登ビル

    「貸会議室プラザ 3階5号室」

 http://www.ginza-renoir.co.jp/myspace/puraza089.htm

会費:正会員は無料。非会員(ビギナー)2500円(レジメ、飲み物代含む)

定員:25

(参加希望者は集計の都合上520日までにお申し込みください。なお参加者は正会員を優先とし、定員になり次第締め切らせて頂きます)

懇親会:定例会の後、近くの居酒屋にて恒例の懇親会も予定しております。

 

ジュエリーの歴史シリーズも3回目を迎えます。

前回は『古代エジプトのジュエリーとエジプシアンリバイバルジュエリーについて』

と云うテーマでお話をさせて頂きました。

ナポレオンがエジプト遠征を行い、ロゼッタストーンを発見した事から、

エジプト熱が高まります。

その後スエズ運河が開通し、

世紀の大発見であるツタンカーメンの墳墓が発見されるに至り、

エジプト熱は最高潮に達します。

ジュエリーもその都度ユニークなデザインで流行をみたのです。

古代エジプトのジュエリーとエジプシアンリバイバルのジュエリーとを比較する事で見えてきたものは何か。

ジュエリーは時代を超えて常に人々を魅了する存在であるといえるでしょう。

 

今回はジュエリーが大きく華開く1920世紀初頭にスポットを当て、

イギリスとフランスを中心に、当時の時代背景とを絡ませてお話しさせて頂きます。

ジュエリーはある周期を持ってリバイバルします。

19世紀はリバイバルジュエリーの百花繚乱の時代でもありました。

ヨーロッパ各地での古代遺跡の発見、

グランドツアーによる異国趣味、

ルネサンスへの懐古趣味等々でした。

19世紀の末にはアール・ヌヴォーが起こりますが、これはアバンギャルド。

正統派のジュエリーはロココ、アンピール様式を経て、ロココリバイバルなどに至る一連のジュエリーです。

ティアラ、ネックレス、ブレスレット、リング、ブローチなどのセットジュエリーをパリューレと云いますが、

このようなジュエリーは現代のハイジュエリーにも受け継がれています。

私は、個人的にはこの時代でジュエリーの技法、デザインはほぼ完成されたと考えています。

特に19世紀末から20世紀初頭、1914年の第一次世界大戦までです。

今みても随所に新しさが数多く発見できると思うのです。

アンティークジュエリーを、古いもの或いは美しいもの、とだけ見るのではなく

歴史の中でどのような役割をしてきたのかという視点に立ってみると

新たな発見が出来るのではないでしょうか。