「官僚の責任」

 


ますぶちStile「宝石箱の片隅」

 

この本の著者古賀氏は、いまや時の人の一人ではあります。

この人を知らない人はそう多くないでしょう。

 

 

Wikipedia から古賀氏の略歴を引用します。

 

1980 東京大学法学部 を卒業し通商産業省(現経済産業省)入省。

 

2008 に国家公務員制度改革推進本部事務局審議官に就任し、

 

渡辺喜美 行革相の考えに近いハードランディング的な公務員制度改革に取り組んだ。

 

政権交代後の2009 12 月に、

 

突然国家公務員制度改革推進本部の任を解かれ経済産業省に戻ったが、

 

正式の役職ではない官房付に長期間とどめ置かれる異例の措置を受ける。

 

この間、 数度にわたり

 

雑誌などで政府の公務員制度改革案を批判するなどして

 

広く名を知られるようになった。

 

また、20101015日の参院予算委員会にみんなの党 の参考人として出席、

 

政府の天下り対策など批判したところ、

 

当時の仙谷由人 官房長官が

 

「上司として一言…こういうやり方ははなはだ彼の将来を傷つけると思います」と発言、

 

「恫喝」であるとして話題になった。

 

20107月に経済産業省から高待遇を条件に

 

事実上の退職勧奨である民間出向の打診を受けるが、拒否。

 

20116月には、715日までに辞職届を提出するようにと、

 

海江田万里 経産大臣、松永和夫事務次官から言い渡されたが、

 

713日、これに応じない考えを経産省幹部に伝えた。

 

とあります。

 

 

私は彼の個人的なプロフィールは全く興味がありませんが、

少なくとも公になっている事に関しては、

このような日本人がいることに誇りを持ちたいと思います。

 

でも権力の前にはあまりにも個人の力量は非力です。

 

恐らく仕事のオファは様々なところから来るでしょう。

それよりも、彼を使いこなせるだけの度量のある組織があるのかなぁ。

 

過去、権力に立ち向かう人はいたけれど、多くの人は潰されてきました。

しかし何故日本の政治と官僚は、かくも駄目なのでしょうか。

 

この本「官僚の責任」は現場で仕事をしていた人ならではの、本筋をついていますが、

真面目に読めば読むほど日本の将来に対して絶望的に成らざるを得ません。

正義感ぶるつもりは毛頭ありませんが、

彼のような人間を使いこなせない政治や官僚では日本に期待は持てません。

 

一国民として、税金や法律のルールには従いますが

日本国そのものに絶望してしまいそうです。