ここ、九州地方では梅の花なども咲き始め、すっかり春めいた雰囲気になってまいりました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか
中途半端なところで、長~いこと放置しておりましたが、おかげさまで、私は元気に暮らしております。
…っていうか、前回の更新が去年の10月とは…
クリスマスも、お正月も、バレンタインもすべてすっ飛ばし、いつの間にやらひな祭り
ですよ
知らんうちに冬眠してた
っていうくらい、冬の間何をしていたのか記憶にございません…ホント、何してたんだろ…(反省中
)
今年は、もう少しシャキッと暮らしたいです。…もう2ヶ月すぎちゃったけどね。
そして、未だに、去年の夏の出来事をつづっているという、季節感のなさ…。
しかも、去年は私にしては珍しく、『なかったことにしたくない、楽しかった思い出』が、まだいくつかありましてねぇ。しばらくは2017年を引きずってしまいそうです。
というわけで(
)、小豆島最終日。

ビュッフェ形式の朝食で、好みの具でオリジナルの『ひしお丼』を作りました
ひしお丼というのは、小豆島の名物料理で、①醤の郷の醤油やもろみを使うこと ②地元の魚貝・野菜・オリーブなどを使うこと ③箸休めに、佃煮かオリーブを使うこと という条件を満たしていれば、あとは自由でお店ごとにそれぞれの味があるそうです。
朝ごはんの後は、ホテルが主催している『醤おじさん(←ガイドさん)と行く、醤の郷ツアー』に参加しました。(無料)
『醤の郷』というのは、400年の歴史があるお醤油の産地で、老舗のお醤油屋さんや佃煮屋さんが軒を連ねる、とっても風情のある地域です。

高台から見ると、明治時代の頃から活躍している、もろみ蔵の黒い屋根が連なっているのがよくわかります
この辺りで一番大きなマルキン醤油さんの蔵…だったはず。違っていたらすみません
全盛期には、醤油蔵が400件くらいあったそうですが、今は20件くらいに減ってしまったらしいです。

こちらは、マルキンの醤油蔵の裏側。屋根や、塀が黒いのは、もろみを作る菌が付着しているからだそう。
ちなみに、この道は24の瞳の映画のロケで使われて、高峰秀子さんが、自転車に乗って走ってくるシーンが撮影されたんだそうです
…と、ガイドさんがおっしゃっていたような気がします…
その後、散策にぴったりな、馬木地区というところを案内してもらいました。

こちらは、正金醤油さんのもろみ蔵。やっぱり塀には菌がくっついて、黒っぽくなってます。
大手のメーカーの中には、菌を足して発酵を促し、大量生産しているところもあるそうなんですが、小豆島の醤油は自然にふよふよしてる菌に頑張ってもらってるので、変な菌が入ってこないように、窓も入口もキッチリガードされています。たま~に、作業の都合とかで、門が開くこともあるらしいのですが、この日は中を見ることはできませんでした
実際に使われていた、もろみ樽も飾られていました。デカい
大人4、5人くらいは余裕で入りそうな大きさ

こちらのスタイリッシュな建物は、なんと公衆トイレ

なぜこんなにシャレているのかというと、前回の瀬戸内国際芸術祭の作品の一つで、芸術家の方のデザインなんだそうです
もろみ蔵をモチーフにしてるのかな。
そして、もう一つ、芸術祭に出品されたオブジェがありました

『オリーブのリーゼント』

超カワイイ~
作品の意味するところとかは、正直よくわかりませんが(すみません
)、シンプルかつ丸みがあるコロンとしたフォルムといい、オリーブ畑の中に唐突にポツンと置かれている感じといい、ものすごーく私好み
テンションが上がって触ったり、写真を撮ったりしていると、どこからともなく現れたオジサマにテキパキと指示をされて、あれよあれよという間に

気が付いたら、オジサマお手製のアフロリーゼントのヅラをかぶって記念写真を撮っていました
突然現れたオジサマは、実はこのオリーブ畑の地主さん。
芸術祭が終わったら、撤収されてしまう作品もあるそうなんですが、地主さんがリーゼント君をいたく気に入ってしまったのと、観光客の評判もとても良かったので、残してもらったんだそうです。
確かに、白い色にもかかわらず、汚れ一つなくピカピカ
に磨かれていて、作品への愛を感じました。
しかし、瀬戸内国際芸術祭、俄然興味が湧いてきました。
こんな風に、街中に溶け込むように飾られたアート作品を、散策しながら見るなんて、すっごく楽しそう~
3年に1度の開催らしいのですが、いつか行ってみたいなぁ…
そして、最後にお醤油蔵に連れて行っていただき(確か金両醤油さんだった気がしますが、定かではありません…)、禁断の(
)もろみ蔵をチラ見させていただきました。たくさんの酵母菌が、一生懸命お醤油を醸していました。(←多分)

そして、酵母菌たちの頑張りが形になったお醤油を味見させてもらい、まんまと散財してしまいました…。だって、とっても美味しかったんですもの
小豆島のお醤油は、関東のしょっぱいお醤油と、九州の甘めのお醤油のちょうど中間くらいのマイルドなお味で、ものすごく私好みでした
小豆島は、個人経営のこじんまり(駄洒落じゃないよ)とした蔵が多く、量産ができないので島外の店にはあまり出回らないみたいです。
それだけ、手間暇をかけて、じっくりと作られているから、美味しいんでしょうねー。とっても、充実した楽しいツアーでした。
醤の郷を満喫した後は、港への送迎まで3時間ほどあったので、寒霞渓という、小豆島が一望できる景勝地のロープウェイに乗るぞ
…と思っていたのですが、バスの乗り継ぎがどうしても合わない…タクシーは、片道2000円ぐらいらしいので、とても無理
というわけで、あえなく断念
ホテルから、車で20分くらいの場所なので、3時間もあったら、往復できるだろうと思ったのですが、甘かったですね…
小豆島は、バスで観光するなら、まず、バスの時間を調べてそれを元に綿密な計画をたてていかないと、ダメなんですねー。私の最も苦手な分野だわ…
寒霞渓は楽しみにしていたので、本当にガッカリでしたが、その日は晴れてはいたけど雲の多い日だったので、「きっと上まで登っても真っ白で何も見えなかったに違いない
」と、自分に言い聞かせて溜飲を下げました。
しかし
そうなると、この空いた3時間、一体何をすればいいのか…。この辺りで、徒歩かチャリで行ける観光地は、ついさっき満喫した醤の郷くらい…。
かといって、ずっとホテルにいてもつまらないので、とりあえず、お手頃価格の電動アシストしてくれないママチャリを借りることにしました。
そして、せっかくなので、海沿いの道を、やみくもにサイクリング

…もし、これが、新緑の風薫る5月とか、夏の暑さも和らいだ10月とかだったら、ただ走ってるだけでも、とてつもなく気持ちよかったことと思います。寒霞渓ショックも一気に解消されたことでしょう。
しかし、この日は、真夏の太陽のぎらつく、猛暑日…
車以外は人っ子一人いないような状態で、何だか虚しさ倍増…という気持ちになりました

それでも、海辺に降りれるところがあったので、少しばかり波と戯れ

途中で、醤油ソフトを食べて、ホテルに戻りました。
ちなみに、醤油ソフトは、「別に醤油を入れてもかまわないけど、わざわざ入れなくてもいいんじゃない
」という感じでしたが、醤油サイダーよりは、親しみやすい味だったと記憶しております。
ホテルから港までの送迎は、その時間が私1人だったためか、運転手さんが「もし、行ってないなら中山千枚田にちょっと寄ってみますか
」と言ってくださり、


青々とした、稲が並ぶ、すがすがしい千枚田を見ることができました
いやぁ、この段々っぷりは、見事ですよね。お世話とか大変なんじゃないかしら。この写真だとちょっとわかりづらいですが、手前の山のふもとのところに、白い丸い建物があって、これも前回の瀬戸内国際芸術祭のオブジェの一つなんだそうです。
この時送迎をしてくれた運転手さんは、とても親切で気さくな方で、何故か高校時代の部活の話で盛り上がりました。その方は野球部で、高校時代に、神戸から京都まで(だったと思う)トレーニングを兼ねて、チャリで行ったりしてたらしいです
そんなこんなで、

多少の心残りはありましたが(←寒霞渓とか)、楽しかった小豆島を後にしました。
ふぅ~、ようやく小豆島編が完結しましたよ
でも、まだ高松編が残ってるんですよ~。一周回って夏が来る前に完結できるかな~
できるといいなぁ~