12月11日(日)に保育士実技試験を受験しました。
その①、その②の続きです。
この細々やっているブログ。
保育士試験をこれから受けようって思っている方の目に留まることがあったのなら・・・
少しは参考になるといいです。
その①↓
音楽表現(私の場合、ピアノでの弾き語り)の試験まであと約1時間半。
指定された控え室で、楽譜を見ながら指の動きを確認。
とにかく、イメトレ。
招集時間になり、係員に受験番号と名前を呼ばれ、いよいよ試験室へ。
4人くらいを1グループにして、試験室前まで連れていかれて、1人ずつ入室して試験をする流れ。
自分の番になるまでは、試験室の外の廊下に並べられた椅子に座って待機。
これが終われば、この緊張から解放される・・・早く解放されたい(涙)
私は3番目。
聞きたくないけど、先に試験を受けている人の演奏が聞こえてきました。
別の試験室からも、他の受験者の演奏が聞こえてきました。
私に指導してくれたピアノの先生は、レッスンで幾度となく
「他の人の演奏を聞くと、『自分より上手』って自信をなくしちゃうかもだけど、気にしない!自分の演奏に集中してね。」と言っていました。
と、「緊張すると、テンポが速くなるから、落ち着いてゆっくり弾く!」とも。
私の耳に入ってくる他の受験者さんの演奏は、ピアノ未経験者の私とは違って、明らかにピアノを習ってた人の演奏だとすぐにわかりました。
私の場合、課題曲の一つ「ことりのうた」は、先生が私のレベルに合わせて、簡単な楽譜に書き直してくれたので。
その楽譜↓
私とは違う難しい伴奏で弾かれる「ことりのうた」なんだけど、緊張からテンポがものすごく速くなっている人もいて、そして、上手なんだけど、やっぱりミスっていたり。
みんな緊張していると分ったら、少しほっとしました。
遂に、私の番。緊張マックス。
レッスンでは、本番を想定した練習を何度も繰り返しました。
先生から、弾き始める前に頭の中で、前奏をイメージしてから弾くように、とにかく落ち着いて丁寧に弾く。
間違っても、そしらぬ顔して止まらず弾ききる。と、何度も言われました。
1曲目は「ことりのうた」。
あの、ピピピピピ、チチチチチの歌です。
2曲ある課題曲の内、この「ことりのうた」が、私的には苦手で。
故に、先生に簡単な楽譜に書き直してもらったっていう。
とにかく、つっかえても止まらない、弾ききる・・・・。
左手の和音でミスったところはあったのですが、なんとか止まらずに弾ききりました。
2曲目は「びわ」
こちらの曲は、割とすぐに弾けるようになったので落ち着いて弾けば、大丈夫だと思ったんです。
練習では、自分でも完璧!って思える時もあったので。
が・・・弾きだしたら、ことりのうたでは震えてなかったのに、指が震えているー-----。
なんでしょう、できるからこそ、失敗できないっていうプレッシャー???
「落ち着け、落ち着け」と自分の心に言い聞かせながらなんとか、弾ききりました。
大きなミスは・・・多分なかったはず。た、多分。
緊張しすぎていて、記憶が曖昧だけど、そう、信じたい。
ありがとうございました。と挨拶をして、退室。
あんなに待たされたのに、始まったら一瞬で終わりました。これが率直な感想です。
試験室から出た後も、なかなか動悸がおさまらなかったです。
大人になって、間違いなく一番緊張しました。
それでも、やるだけのことはやったっていう達成感はあって。
帰路に着くと、まずは、ピアノの先生にLINEで結果報告。
「ミスった箇所もあったけど、多分大丈夫だと思います」と。
先生からはすぐに返信があり
「自分で大丈夫だと思ったのなら、大丈夫です!よく頑張りました!」とねぎらいの言葉が。
まだ、合否はわかんないけど、とにかくここまでやれたのは、先生のおかげです(感涙)
それから、私の待機時間に会いに来てくれて、緊張をほぐしてくれたブロ友そよ風ひらひらさんにもLINEで報告。
あのたわいもない藤巻亮太談義等あったからこそ、この試験をなんとか乗り切れたと断言しています。
この日は、一日家を不在にするので、息子らをお友達の家に遊びに行かせてもらっていました。
そのママ友にもお礼のLINEを送ると、ママ友からもLINEで息子らが楽しそうにお友達の家で遊んでいる写真と、労いの言葉をかけてもらい。
ほんと、感謝しかない(涙)
そしてそして。
一日自閉っ娘のお世話係をしてくれた旦那氏。
平日は朝早くから夜遅くまで仕事で忙しいのに、休みの日までこんなして、こき使われて・・・申し訳ない。
だけど、試験に行かせてくれてありがとう。
そうなんです。
私のいわば、自己満足のために・・・色んな人が力を貸してくれたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
試験に向かう道中は、なんとなくテンションをあげるべく、気持ちを掻き立てるべく、iPodでランダムでミスチルの曲を聞いて行ったんですが。
帰りは、ただただ癒されたくて。藤巻亮太さん、レミオロメンの曲を聞いて帰りました。
もちろん、感謝の気持ちにあふれていたので、この曲を。
で、癒されたいって言っておきながら、それとは矛盾しているんだけど、なんか聞きたくなったのが。
レミオロメン「アイランド」。
ごめんなさい。公式じゃなくて・・・なんだけど、この後奏の魂のバンドの演奏は、胸を鷲掴みにされます。
そして、本当に癒しで聞いたのが。
大人になってから、初めて人前で何かを試すっていう経験をしてみて。
子供らがいつも、頑張っているんだなぁってつくづく思いました。
陸上をやっている長男。
十数秒の一発勝負で結果が出るっていうシビアな競技。
スタートラインに立った時の、静寂とか孤独といつも戦っているんだなぁとか。
ピアノをやっている次男。
発表会の本番は一回限り。それこそ多くの人の注目を一斉に浴びるんだよなぁ・・・しかも1人で。
緊張しないわけない。
去年、堂々と初めての発表会をやりきったことを考えると、本当にすごいと思いました。
そして、もうすぐ2回目の発表会。頑張ってほしい・・。
自閉っ娘も先日、学校の文化祭で人前に立ちました。
人の視線を受けるってことが、こうもストレスになるかって、私も痛感したわけで。
改めて、よく頑張ったなぁと。
試される側になったことで、気がつけたことです。
もちろん、結果が付いてきてくれることを願わずにはいられないけど。
試験を受けるっていう経験を、この年になってやったことは、今後の私の自信になると思う。
長文失礼しました。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!