その①の続きです。
3月最後の日曜日だった27日。
長男の所属する陸上クラブ主催の小さな記録会がありました。
長男は100メートルと50メートルに出場。
結果は100メートルで自己ベストを更新。非公式ではありましたが、自己ベストを更新して嬉しそうでした。
コロナの自宅待機期間もあって、直近の2週間は、ろくに練習ができなかったのに、上出来です。冬場のきついトレーニングの成果の表れかな。
シーズンに入る前のいいテストになったようです。
所属するクラブの主催なので、保護者も競技のお手伝いをできる人はお願いしますと言われていました。付き添いの夫は、走り幅跳びの砂を均す作業のお手伝いをすることに。
夫ともう1人のパパさんと作業をしていたんですが、これが地味に重労働だったそう。
途中、「これ、2人じゃ大変だって、誰かもう一人連れてきて」と競技をしきる人が言ってくれて、助かったと。
帰宅後、布団をしいて死んだように横になっていた夫。
40代半ば、初老。ついでにコロナ療養明け。
ご苦労様でございました。
夫がしみじみと言ってました。
もし、長男が走り幅跳び専門になったら、保護者の手伝いが必要な時に、あの作業を率先してやんなきゃいけないかと思うと、きつい。
と、陸上の大会もいろんな人の作業があって成り立っているんだなぁ、とも。
今回保護者の協力要請はあったものの、それでも、長男の所属する陸上クラブは、自由な雰囲気で。どの大会、記録会に出るのも、本人の自由。一切強制はなく。
陸上が個人競技が故になんだと思うけど、保護者同士も、つかず離れずのいい距離感です。
コーチも、穏やかで誠実で。ひと昔前のような怒鳴りつけるような指導は皆無。
無理にその子の走り方を直すようなことはせず。
目の前の勝ちにこだわるっていうよりは、長いスパンでみた指導の仕方で。
コーチ自身が陸上が好きで好きで、走るのが好きで好きでっていう感じで。
練習も、指導している子ども達と一緒になって走ったり筋トレしたり、ついでに大会も選手として出たり。
たまたま縁があってこのコーチ、クラブと出会い、陸上に夢中になった長男。
本当に幸運でした。
習い事と言えば・・・
重ねてだけど、最後は本当に、人間性なんだと思う。なんでも。
ちなみに、3年前に長男が入っていた違う陸上クラブの指導者も・・・連絡のやりとりや金銭面でかなりルーズで、辞める時、嫌な思いをしました。同じ思いをした人、やっぱり沢山いたそう。。。
習い事で続けてこーいう不快な思いをするなんて(涙)、と先日の件の時、悲しくなりました。
その③に続く。