もう何年前になるのだろうか・・・10数年かな。


彼女が結婚した相手は外資系に勤める外国人。
周囲は、生活習慣とか違うし、
海外生活の大変さもあって反対したけど、
反対されたらされるほど突き進んだ感じで結婚を。
で、結局は考え方とかすれ違って離婚。


彼女は、新人研修を私が担当したときからの間柄。
その後の配属も偶然にも私の下に。
昼も夜も関係なくがむしゃらに仕事をしていた頃。
彼女も仕事を覚えようと必死でついてきた。
で、いつしか一線を越える関係に。


半年も続いただろうか・・・このままではいかんな、と
思ったいたときに、彼女が海外支社への赴任を希望した。
いきなり推薦状を書いてくれと。
複雑な心境でサインしたのを今でも覚えている。
その後海外赴任を終えて結婚。


これまでも海外出張の際に一緒になることはあっても大抵は1~2日。
今回のように1週間も同行するのは初めて。

5か国目に入ったときには、4か国目のハードさから解放された安堵
と疲れもピークになってて、かなり手抜きの状態。
そこは彼女がうまくフォローしてくれて、ポイントを要領よくまとめ
たレポートを用意してくれていて助かった。


あと二日で日本に戻るという夜。
食事を楽しんだが、疲れがたまっていたのだろうか、少し酒も手伝ってか
眠気が襲ってきて早めにホテルに戻った。
薄明かりの部屋に入って服を着たまま寝そうになるところを
彼女に促されて着替えることに。


と、そのとたん彼女が背中から抱きついてきた。
抱きつくというよりも、きつく抱きしめた感じだ。
身動きができないほどに・・・

どうしたのかと思いつつそのままじっとしていた。
少し力が緩んだところで向きなおし彼女を抱きしめた。


もう何年前になるのだろうか。
はじめて彼女と結ばれたときと同じ光景が蘇った。
そのときもいきなり背中から抱きしめられた。突然縛られたように強く・・・
そのときよりは力は弱くなっていたような気がする・・・


シャワーをあびて夕食に。
せっかくだからホテルを出て現地の料理を楽しみに。
でも、外国語が苦手な私はメニューを見ても
何が書いてあるのかチンプンカンプン。
案内役の彼女に教えてもらいながら注文。
ホテルとか違うから店員のマナーなんてあったもんじゃないけど
現地に詳しいだけあって料理は美味しかった。


食べながら、変なもの見せちゃったね、びっくりしたでしょう、
と先程のバスルームでの出来事を話したら、
意外にも、見慣れてますからと。

聞けば、父親が風呂から素っ裸であがってくる家で育ったそうな。
年頃の娘がいても関係なくいまでもそうらしいから納得。

そんな家を離れて現地に赴任して2年。
思わず懐かしかったと言われてしまったが、
何が懐かしかったのか・・・別のコトを考えてしまった。


その夜は・・・あの眩い裸体が目に焼きついて寝不足だった。
なにもなく・・・1週間が過ぎ、2週間目に。


そこで、当初予定していた案内役にバトンタッチ。
次の案内役は古くから知ってる間柄。

結婚を機に退社して海外に。
その後離婚して海外支社に努めだしたという経歴。

気心知れてるというか、まぁ古くからの間柄なんでざっくばらんに。

でも、1週間一緒だった案内役とのハプニングはナイショに。
彼女の名誉もあるだろうし、こっちも痛くない腹を探られたくない。


4か国目は少々大変な交渉。
語学堪能だけじゃなく交渉術にも長けた彼女でよかったと
つくづく思った。単なる通訳ではこなせなかっただろうな。
こちらの意とするところを上手く汲み取って通訳、
いや、通訳というよりも交渉してくれるのはありがたい。


私が海外にいく少し前に子供が盲腸になったそうな。
いつもはメイドがいるので1週間でも留守できるそうだが、
さすがに子供が入院していてはそれは無理な話。
もう退院してすっかりよくなっているので、

前の案内役と交代でやってきた・・・というのは表向き。
久しぶりに私の顔みたいからだと、言ってくれた。


いよいよ5か国目。こちらは視察旅行みたいな気軽さ。
これまでだトラブル解消の段取りとか交渉だったから
比較的羽を伸ばした感じで過ごせた。
それにもうすぐ日本に帰れるという気持ちもあって・・・


2週間ほど東南アジアに出張。
毎度のこととは言えいつも突然の命令には参る。
今回は2週間で5か国の旅は流石に疲れた。

だいたい英語も喋れない私を行かせるのもどうかと思うのだが・・・


いつも出張は現地の事情に明るい通訳兼秘書役が同行してくれるので
会話には苦労しない。
それも現地人ではなく海外支社の日本人スタッフだからありがたい。


始めの1週間は新顔の通訳。
いつも同行してくれる人の子供が入院してるとのことで代役らしい。
初めてということもあって少々緊張したが、1日も経てばそれなりに
慣れてくる。
二重の細い目で瓜実顔。見るからに日本人って感じだ。
たが、美形だしプロポーションはいい。会話のテンポもいい。
海外にいるとそうなるのかと思ったが聞けば帰国子女とのこと。
ただ驚いたのは海外経験がそうさせるのかあっけらかんとした感じだ。


3か国目のホテルが手違いでと同室になってしまった。
こりゃ不味いだろうとホテルに抗議してもう一部屋とらせようとしたが
満室。どうやら何かの会議とかで世界から人が来ていたそうな。


ホテルを替えても満室かもしれないが、とりあえず彼女に指示したら,
私なら構いませんよって。確認しなかった私も悪いんですし・・・と。
いやいやあなたはいいかもしれないが,私が困るんだよなぁ・・・と
内心思いつつも、いいのか、と確認して部屋に。
正直疲れてて早く横になりたいのが優先してしまった。


部屋に入って荷物を片づけてシャワーに。
こっちが気を使うんだよなぁ~とか思いながら、
彼女の存在を気にしていたのに、
シャワーから出るときにはさっぱりして彼女のことを忘れて、
いつものように素っ裸で出てしまった。


彼女の存在を思い出したときは事すでに遅しで全部見られてしまった。
キャーと叫ばれるかと思ったが、根性が座ってるのか、まぁ~、の一言。
こっちの方がうろたえてしまった。


困ったのはそこから。
とりあえずバスルームに戻ったものの、着替えの下着がないので、
やむなく古い下着に着替えようと思っていたら、
彼女が着替えの下着を持ってきてくれた。

普通なら、バスルームの外に置いておきます、っていうだろうが、
彼女はバスルームの中まで持ってきてくれた・・・
ということは、私の全裸を二度までも見られたことに。
緊張のあまり、あれは縮こまってしまった。


気を取り直して下着を着てベッドルームにも戻ると、
今度は彼女が全裸に。

入れ代わりにシャワーするのに脱いでバスタオルを身につけようと
していた時だった。

そのときも慌てふためいたのは私の方。
彼女は、これでおあいこですね、と一言。根性座ってというか・・・


一瞬とは言え、やっぱりいいプロポーションしてた。
さっきまで縮こまってたあれがムクムクと。こいつは正直なヤツだ。
疲れてるから早く横になりたいと思っていたのに
あっちは起き上がってしまった。