アラフォーになると、 少なからず、
体は正直で、 疲れやすくなったり、
痩せている人は、
安心して毎日が過ごせます。
肥満の人は、疲れやすさが半端ないです。
ちょっと動いただけでも、息が上がってしまいます。
それよりも、生活習慣病の恐怖は、人一倍増えます。
高血圧症や糖尿病、脂肪肝、
それに加えて合併症を引き起こしたり、
脳梗塞や脳卒中で、
倒れたりすることもあるのですから！！
人生の折り返し地点に来ている今だからこそ、
肥満とサヨナラしましょう。
今回は肥満外来内科医に聞いた、
朝、軽い体になる「食べ方」について書きたいと思います。
「カロリーだけを気にして、
栄養をおろそかにしているダイエッターは、
逆に太りやすく朝の体も重くなりがちです。」
と、肥満外来内科医の左籐桂子先生が、
ある雑誌で言ってました。
え？！
それは意外！！
よく読んでみると、
カロリーは、ビタミン、ミネラルが足りないと、
消費されません。
それに、栄養不足だと、
体は脂肪をため込もうとします。
さらに、
ムダ食い、
ドカ食いすることにもなります。
代謝も悪く、排泄機能も悪くなって、
体はどんどん重くなります。
一方、栄養を十分に摂ると、
カロリーがすぐに消費され、
排泄もスムーズになります。
疲れもなく、
朝から軽やかになります。
疲れは睡眠で回復しますが、
夜寝る前に胃や肝臓に食べ物が入っていると、
夜中も内臓がフル活動します。
体は食べた物の分解や消費にエネルギーを使うため、
疲労回復に手が回りません。
それに、
人は本来、睡眠中の基礎代謝で、
ごはん１杯半ほどのカロリーを消費できるのですが、
胃の中に食べ物があると、
それだけでエネルギーが、
足りてしまうため、
代謝の消費量が少なくなります。
朝軽くなるには、
睡眠中に内臓を休ませる食生活も必要なのです。
鉄則１
７つの栄養でムダ食いが止まる
左籐先生が肥満患者に指導しているのは、
「栄養をもっと摂る」ということ。
栄養が充分なら、体は満足し、
必要以上に食欲がわきません。
つい食べ過ぎるのは、
「栄養が足りないよ」という体からのサイン。
だから、たんぱく質、脂質、糖質の三大栄養素と、
食物繊維、ビタミン、ミネラル、そして野菜や果物などの抗酸化食品を、
バランスよく食べることが大切です。
食べ過ぎが止まり、カロリーも素早く消費されます。
摂りたいのはこの７種類！！
たんぱく質、脂質、糖質
＋
食物繊維、ビタミン、ミネラル、抗酸化食品
＊「抗酸化食品」とは？
（１）ベータカロチン
ニンジン、カボチャ、ホウレンソウなど
（２）ビタミンC
レモン、ミカン、ブロッコリー、小松菜など
（３）ビタミンE
アーモンド、ホウレンソウ、カボチャ、イワシなど
（４）ポリフェノール
赤ワイン、ブルーベリー、ココア、緑茶、リンゴ、大豆など
（５）フラボノイド
レタス、春菊、タマネギ、大豆、緑茶、柑橘類の皮など
＊注意！！
「栄養をたくさん摂る＝カロリーを多く摂る」ではありません！
メインの肉や魚などの主菜を中心に、
いろいろな野菜の副菜と、具たくさんの汁物をたくさん摂るようにしてください。
一汁三菜の和食を基本にしましょう。
鉄則２
食事は「よく噛む」「寝る３時間前」「腹八分目」
よく噛んで食べることについては、
前のブログにも書きましたが、
よく噛んで食べると、満腹中枢が刺激され、
食べ過ぎ防止になります。
胃が食べ物を消化するには、
３時間ほどかかるため、
遅くても寝る３時間前には、
食事を終わらせてください。
油っぽいものが多いと、
それ以上の時間がかかることも覚えておきましょう。
お酒も寝る直前に飲むと、
肝臓に負担がかかり、
朝、体が重くなります。
食事は腹八分目、
お酒の量もたしなむ程度にしましょう。
鉄則３
水は１日２リットルで体の毒を流す
これも前のブログに書きましたが、
水分不足だと老廃物がうまく排出されず、
朝のむくみの原因になります。
また、食品添加物や残留農薬が体に多く残っていると、
分解のためにビタミンやミネラルが、
過剰に使われます。
老廃物をきれいに流すには、
１日２リットルの水を飲むのがマル。
献立に悩んだときは、
「糖尿病食のメニュー」を参考にするといいですよ。
栄養バランスも考えられていますし、
１食５００kcal 前後ですから、
ちょっと副菜を足して、更に栄養満点で、
しかもカロリーひかえめの腹八分目の食事ができます。
以上のことを考えて、
早速今日の食事から始めてください。
今日も最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました。
あなたの痩せスイッチをオンにしましょう。
ぶぶ