なんか・・・年齢的にはそろそろ気になるお年頃の方達が考えている割には、全然現実味のない案やな。

認知症に限って言えば、介護する側が一番必要なのは『見守り』だったりする。
でも、介護者は働かないといけない。

働かないとお給料がもらえないし、お給料がもらえないとご飯も食べられないし介護施設を使うこともできない。

知らない人もいるかもしれないので、いっておくね。
介護認定をもらって、介護度が上がって施設に入る時間が長くなればなるほど『利用料』という支出も増えていくの。

利用料を増やして働きに行っても、利用料の増額分に消えていくだけなの。

それに、税金さんたちも結構とんでもない。

ウチのハハなんぞ、介護給付金より、後期高齢者医療保険料の方が多い。
「要介護1」の今でさえそうなのだ。(「要介護」の最高は「5」である)
これで介護度が上がったりしたらどうなるのかと思うと、ぞっとする。

それに「消費税率あげた分はすべて福祉に使います」とか言ってなかったっけ?
どこかの阿呆がむかっ(怒り)

介護難民・・・・目に浮かぶわぁww

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■<介護報酬>「在宅」への報酬増など改定 厚労省4月実施247
 介護報酬改定案「在宅」を促す
 2014年12月19日 20:56 毎日新聞
 http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3193963

厚生労働省は19日、2015年度の介護報酬改定方針案を社会保障審議会介護給付費分科会(厚労相の諮問機関)に示し、大筋で了承された。収益率が高いとされる特別養護老人ホーム(特養)やデイサービス(通所介護)事業者向けの報酬を引き下げ、訪問介護やみとりを充実させる事業者の報酬を手厚くし在宅介護への移行を促す。介護従事者の賃金アップも図る。来年4月から実施する。

改定方針は、介護費の抑制と人手不足が指摘される介護職員の確保に向けた賃金アップが柱。特養やデイサービスのうち、1カ月の利用者が300人以下の「小規模型事業所」の利用者1人当たり分の報酬をカットし、費用を抑える。

一方で、職務内容に応じた適切な賃金体系を整備したうえで、労働時間制度の改善などに取り組んでいる事業者には、新たな「処遇改善加算」を算定。職員の給与を平均で月1万円程度増やすことを目指す。

サービス利用者に直接影響する項目では、特養の相部屋の室料を、住民税課税世帯の人は全額自己負担とする。月額1万5000円程度徴収する案が出ている。

政府は介護報酬の改定率に関し、マイナス3・0%前後とすることを検討しており、個々のサービスへの具体的な配分案が決まるのは来月以降になる見通し。特養経営者らでつくる全国老人福祉施設協議会など3団体の代表は19日に記者会見し、政府の減額改定方針に対し「介護サービスの著しい低下、人材流出につながり、介護難民が増える」と訴えた。【中島和哉】
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散歩の途中でよく会うワンコがいた。
名前を「チコ」という。

チコちゃんは、散歩は気がすすまないみたいで、少し歩いては休み、また少し歩いては休みしていた。

オーナーさんはおじさんで、団扇に長い棒をつけた手作りの「オシリたたき機」をもってらして、チコちゃんが立ち止まるたびに「ほれほれ、もうちょっと歩きや」と優しく声をかけていたのだった。

お話をするようになったときに、チコちゃんの年齢を聞いたら「16歳」と言うことだった。
でも、休み休み歩く以外は特に変わったところのない、おとなしい犬だった。

チコちゃんも雑種で、クーより二周り以上小さくて、体重は多分14キロくらいしかないんじゃないかなぁ・・・と思うと、チコちゃんはワタシ的には理想的な大きさのワンコなのだった。

 * * * * *

そのチコちゃんの姿を見かけなくなった。
おじさん単独の姿も見かけなくなった。

お散歩仲間は勿論、ご近所の奥さん達からも「あの犬、最近見かけないねぇ。飼い主さんも見かけないねぇ」という、心配の声が上がった。


今日、用事があって出かけたら、家の近くの駐車場でリハビリっぽい動きをしているチコちゃんとおじさんの姿を見かけた。

ワタシが
  「みんな、心配しては
りましたよー。 どうしはったんですか?」
と声をかけて、教えてもらったところによると・・・
  「先月の終わりころからメニエル氏病になって、やっと外に出られるようになった」
・・・「メニエル氏病」って耳鳴りがするという・・三半規管がおかしくなる病気ではないか。

ワタシもなりかけたことがあるぞ(笑)。
でもそのときの原因は「仕事のストレス」だと言われたぞ(笑)。
「犬は人間のなる病気は全部なるよ」とはよく聞くけれども、三半規管までくるとは・・。

チコちゃんは、以前と違って首がずっと右を向いていた。
病気になってから、ずっとそうなのだそうだ。
おじさんは「元に戻るように」と、時々チコちゃんの頭をもって左に向ける体操をするんだそうだ。(ちょっと痛そうだった)

そして。

おじさんとワタシが話をしている間中、チコちゃんはくるくると一定の大きさの円を描いて歩いていた。

あぁ。

以前はこんなことなかったのに。
認知になっちゃったんだ。

16歳半だといってたから、年齢的に仕方のないことなんだろうけど・・それでも切ない。

おじさんは
  「夜は、目をつぶるまでトントンしてやらんと寝ないし、
   寝たと思ったら、3時間おきに起きて歩きまわりよるし
   紙オムツしてるけど、犬用のオムツって尻尾用の穴があいてて・・・
   そんでまた犬の肛門て、尻尾の付け根にあるからコボレるんですわ・・・
   食事も流動食と普通の食事と半分づつでねぇ・・・
   ハァ・・なんかねぇ、介護が原因で事故とか事件が起こるのん
   わかる気がしますわ・・・」
といった。

切ない話のはずなのに、なんかオカシイ。
でも、おじさんに最期までちゃんと飼ってもらえるチコちゃんは幸せ者だと思った。

 * * * * *

チコちゃんとおじさんと別れてから、ふと思った。
   「ハハは、時間がかかっても自分のことは自分でできる
    紙オムツの交換も自分でやってる
    食事も普通食でいい
    メニエルの傾向もない
    ・・・・チコちゃんより軽症やな。

    クーちゃんはなー、ボケる前に痩せてくれよー
    オネーチャン、22キロは抱っこようせんでー
    今の食生活で16歳まで生きれるかどうかはわからんけど・・・」

「実の親を犬と比べるとはなにごとか!」と、イモートに怒られそうだけど(笑)。

 * * * * *

風呂に入りながらまた思った。

犬に痴呆があるのなら、猫にもあるんだろうか?
猫は、若い頃から気ままにしてるから、わからないだけやったりして。。。
(別に猫に悪意はない。獲物を見せにきたり、クチからゴキブリやクモの脚をぶら下げなければ飼いたいと思っている)

マウスでも実験で「同じ条件で生育した2匹のうち片方だけに脳の萎縮がみられました」とか言うてるから・・脳が萎縮したら認知症やろ??

野生の動物は脳が萎縮するほど長生きでけへんから目立てへんだけやろか・・
シロナガスクジラとか、90年くらい生きるとかいうし・・・・・亀はっ??

んじゃ、人間の「若年認知」はどうなるのだ?

ワタシはなにもそういう勉強はしてないけど、それほど「脳」とは不思議なもので、まだまだ謎に満ちているのだった(笑)
えーとえーと。
なにをどう考えたら、こういう答えがでてくるのか、本当にワタシにはワカランのです。

介護報酬が急増しているのは『介護を必要とする人たちが急増している』と言うことではないのか?

高齢者社会→超高齢化社会を予想してたんなら、当然のことではないんだろうか。

介護職の現場は歴史が浅い分、とんでもないことがまかり通っている。
ユニオンに相談に来る人たちの話もたいがいだし、知人から聞いた話もたいがいだ。
『ブラック企業』と呼んでも全然支障がないくらいエライことになっているのだ。

それでも、ウチを担当してくれている人たちは、いつも笑顔で対応してくれる。
彼らの笑顔は「0円」ではない。 有償だと思う。

利用者や患者は一人ひとり性格が違う。
そして「自分の身体なのに自分の思うようにならない」という苛立ちもかかえているはず。
だから、本当は、普通の接客業よりも対人スキルは必要なのではないかと思う。
介護する側から踏み込んで汲み取ってあげないといけないから。


こういう決まりごとを作る人たちは、自分は何もしなくても至れりつくせりで周囲から「汲み取って」もらえるから、それがどれだけの努力を必要とするのか、分からないんだろう。

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■介護報酬、9年ぶり減額へ 政府方針、費用抑制狙い
 (朝日新聞デジタル - 12月16日 07:19)
 http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3187095

政府は、介護保険サービスの公定価格である「介護報酬」を、来年度から引き下げる方針を固めた。引き下げは9年ぶり。急増する介護費用の抑制が狙いだ。財務省と厚生労働省で下げ幅の調整が続いているが、2~3%が軸になりそうだ。

介護報酬は3年に1度見直しがある。介護サービスの料金なので、下げれば事業者が受け取るお金が減る。結果としてサービスの質が低下したり、介護スタッフを集めにくくなったりする心配がある。

一方、下げれば介護保険の支出が減る。税金や介護保険料はその分少なくてすむ。使ったサービス費用の1割の利用者負担も減る。介護報酬を全体で1%下げると、これらの支出は計1千億円減る計算だ。
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ハハとクーと三人で散歩に行く時、ワタシがクーのリードを持ち、ハハが少し遅れてついてくる。

散歩の嫌いなクーは公園の中は「帰りたいんです、アタシ!」とでもいいたげにイグアナのような体勢でワタシを引っぱっていく。

あんまりそれがひどいときは「オバチャンは?オバチャン忘れてきたらアカンやん」というと「はっ!そうでしたっ」と立ち止まって後ろを振り返り、ハハが追いつくまでその場で待っている。

公園をでたら、道路の角を曲がるたびに立ち止まって振り返り、オバチャンの姿が角を曲がるところまで確認しないと動かない。

     * * * * * 

外に食事にいったり、買い物にいったりするときは、ワタシとハハの二人連れである。

普段はワタシの肘をハハが持って二人でヨタヨタと歩いていくのだが、雨が降っているときや、買い物をして荷物が多いときは、バラバラになる。

普段ゆっくりあるいているつもりでも、やはり手が添えられているのとそうでないのは違うらしい。

いつの間にか、ワタシは先に先にとあるいており。。。。。。。

そして、クーと同じように、時々立ち止まって振り返りながらハハが追いついてくるのを待っているのだ(笑)。

      * * * * * 

<今日のハハ>

昨日、食事にいったとき八百屋さんで「かぶ」を買っていた。
今日、買い物にいったときに「あら塩」を買ってくれ、という。

家に帰ったら、かぶの下準備をして「かぶの塩漬け」を作ってました。
・・・食べごろがいつになるのか分かりませんが。
大阪も雪こそふらないけれど毎日寒い。

3.11以降『節電』を目標に、基本的にハハとワタシは同じ部屋で過ごしている。

もともとハハが仏間で寝ていたので、ワタシもそこに布団を敷き、パソコンを持ち込み・・・としていたら、あっという間に布団の周囲には訳のわからんものでいっぱいになってしまった。

パソコンの前なんてゼロ戦のコックピットほどのスペースもないではないか。

うーむ。
これを年内になんとかしなくてはいけないのか・・・(-_-;)

 * * * * *

エアコンの電源が入っているのがその部屋だけで、ワタシとハハの布団がくっついているせいか、寒くなるとクーちゃんがやってくる。

以前のワタシの部屋は、誇張なしに「外より寒い」のだ。

ふかふかの冬の布団とマイクロフリースケットの上では、クーちゃんもいつものように「うとうと」と眠るのではなくて「爆睡」である。

普段なら、少し動いただけで目を覚まして頭を上げるのに、この季節ばかりは少々の物音では目を覚ます気配はない。

ふと前足を見ると、肉球の普段地面につかないところが、暖かくてピンク色になっていた。

かわいい・・・・

そっとそのピンク色の部分を触ってみると、ホカホカと暖かい。

かわいいのう・・としつこくナデナデしていたら、クーちゃんが目を覚まして「ぐるるるる・・」と、ワタシに向かって威嚇をしたあと、「きゃうんきゃうん!」と噛み付きにきやがったのである。なんてやつだ。

ワタシはクーちゃんを羽交い絞めにして「ええがな、肉球ホカホカで。そこだけちょっとさわらせてくれたらええねんがな」と、スケベなオッサンのように口説いたのだが、拒否された。

まだ威嚇を続けているクーちゃんに「そしたらオネーチャンの部屋行くか?」と言うと、威嚇が止まった。


しばらくして、また肉球を触ろうとしたワタシは(←しつこい)、再び激しい抵抗にあった。

「そんなんいうんやったら、もうオネーチャンの部屋にいき!」と、シンゾーが言いそうなことを言うと、クーちゃんも「へっ!」という風にスタスタとエアコンの効いた部屋から出て行った。

 * * * * *

夜、お風呂から上がって二階に上がっていくと、例によってハハとワタシの布団の間でクーちゃんが爆睡していた。

ワタシはそーっと自分の布団にもぐりこみ、電気を消した。

クーちゃんはお尻をこっちに向けて寝ていた。

ワタシは気づかれないように、右手をゆっくりゆっくり移動させて、布団から右手だけ出してしばらく待機させ、クーが寝ていることを確認した。

・・・・・そして、人差し指で、クーちゃんのお尻を「ていっ!」と突いて、すばやく右手を布団の中に戻して寝ているふりをした。

クーちゃんはびっくりして飛び起きて、きょろきょろと犯人を捜していたが、見つけることができず、また眠りについた。

・・・・3回、突いたった(笑)