デイサービスのある日にお小遣い1000円渡しているのだが、最近それを「なるべく残す」ことを心がけているようで、「一緒にこれ買っといて」と言われることが増えた。

もちろん、そんなことにだまされるワタシではない。
 ワタシ「今朝おこづかいわたしたん、まだ残ってるやろ?」
 ハハ 「くそ」

そのかわり、食事などでワタシがお財布を出したときは「小銭アルで!!」と心なしか張り切って申告してくれる。

お金を使うというか(オモチャのお金でもいいんだけど)小銭を数えるというのは頭の働きを良くするらしい。

だから、小さなギャンブル(お金の変わりにマッチ棒でもいいと思う)なんかもいいらしい。

もうすぐ王子が返ってくる。
彼と交わした「アンタが返ってくるまで、オバチャンにアンタのこと覚えさせとくから」という約束はなんとか守れそうだ。
この2~3日、ハハがナマイキなのである(笑)。
ハキハキ話すし、リアクション大きいし。

今日は、「アンタ、いくら給料もろてるノン?」というから、答えたら「それだけしかもろてへんのん!」という。

それは、ハハがデイサービスに行っている間しか働けないからそういうパート的な仕事の仕方になったのだが、そんなことはハハは知ったこっちゃない。

 ハハ 「なんで。デイサービスのない日も働きに行ったらええやんか!」
 ワタシ「イヤイヤイヤ、オカーサン、ワタシがおらへんかったら困ることもあるやろ?」
 ハハ 「フン、そんなもんあるかいな。アンタなんか家のこと全部オカーサンにやらせて
     上げ膳据え膳で、洗濯も掃除も全部オカーサンがしてるやん。
     ほんで、その給料はどうしてるのん?」
 ワタシ「以前は1/3家に入れてたけど(強調)、今は貯めてます」
 ハハ 「フン、ほんならええわ」

にくそい。にくそいぞぉ~。

ナニがにくそいといって、イモートがワタシを罵るときにいうのと同じ内容なのがにくそい。

 * * * * *

最初に認知症の診断をされたときに「この病気はよくなることはない。ゆるやかーに下向くか、その前に一瞬上向くことがあっても、最終的には悪くなる一方です」と言われた。

今のハハは少なくとも「一時的に上向き担っている」状態ではあると思う。
・・・てか、診断されたときは、表情もぼんやりして、あまりしゃべならないし、スカタンなこともよく言ってたんだけど、しばらくしてからぐんぐん上向きになってきたような気がする(希望かもしれないけど)。

まぁ、希望でも言いや。
いろんな人が、そういってくれるから、それでよしとしよう。
うーん。
なんかピントがずれているような気がするけどなぁ。

ワタシは「認知症」を2例しかみてないけど、それでももともとの性格とか、生活態度とか、介護する人とのそれまでの関係とかで、症状も扱い方もまったく違う。

だから、介護する側が一律のスキルを身につけたところで、あんまり意味がないと思う。
介護する側だけで成り立つわけじゃないから。
結局は介護する人と介護される人のコミュニケーションの問題だと思うから。

子供と一緒で「一人ひとりに個性があるから、それぞれにあわせた対応」が必要なのだ。

でも子供じゃなくて、何十年も人生経験をつんできた人達だから、介護する側が上からものをいったりしたら、機嫌が悪くなる(笑)。

たとえば、お医者さんにいくじゃん?

普通の病気ならお医者さんの質問に対して患者さんは「~なんです」って答えることができる。
それが多少誇張されてても、答えてる内容は本当のことだ。

でも。

認知症の場合は先生が「~ですか?」と聞いたとしても、それが自分に都合がよければ「はい」って答えるし、都合が悪ければ「そんなことはありません」ってこたえちゃうわけさ。

身体の痛みに関して以外の「問診」というものが成り立たない。

ワタシはお医者さんに行くとき、一応最近の様子を書いたものを持っていく。
でもそれをすると、先生は「最近、こんなことがあったんですか?」みたいな聞き方をするので、ハハは「・・覚えてないけど・・オマエがばらしたのか?」という顔でワタシのほうを見る。

デイサービスのスタッフさんや、ヘルパーさんは、とても上手に扱ってくれているから、ハハは彼らが大好きだ。

でも、そういうサービス業者にもピンからキリまであって「いつも怖い顔して笑わない」人達もいるらしい。
それでいい関係を気づくことができるとは思えないんだけど。

でも、反面彼らの今の社会的地位を考えると、いつもにこにこしてくれている人達のほうが珍しい存在なのだろう・・と思う。

「認知症サポーター」がボランティアなのか、雀の涙ほどの報酬がでるのかしらないけれど、認知症をみくびっとったらあかんで。


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■<認知症高齢者>5人に1人…10年後推計 166
 2015年01月08日 08:32 毎日新聞

◇政府が国家戦略案

全国の認知症の人の数は、2025年に最大で約730万人にのぼることが7日、厚生労働省の研究班の推計でわかった。認知症の人は、12年時点で約462万人(厚労省の別の推計)で、65歳以上の7人に1人とされるが、25年には5人に1人に増加することになる。【細川貴代】

推計は認知症の有病率が各年齢層で一定の場合と上昇する場合の2通りで試算した。

政府は同日、この推計値を踏まえ、認知症施策を総合的に進めるための国家戦略案を、自民党の部会に示した。政府は今月中にも国家戦略を正式決定する方針。

国家戦略案は「適時適切な医療・介護の提供」「認知症の人やその家族の視点の重視」など七つの柱で構成され、認知症になっても生きがいを持って暮らせるよう、就労継続のための支援や、ボランティア活動など社会参加のための支援の強化を盛り込んだ。

65歳未満で発症する若年性認知症の人向けには、都道府県の相談窓口に、支援団体と本人をつなぐ調整役を配置する。地域での見守り体制の整備や、詐欺などの消費者被害の防止、介護者の負担軽減のための介護ロボットの開発支援仕事と介護の両立支援環境の整備なども盛り込まれた。

認知症の予防・治療では、早期の認知症の診断方法を15年度までに確立し、日本発の根治薬の治験を20年度ごろまでに始める目標を掲げた。

また、一連の認知症施策を企画・評価する際には、認知症の本人や家族の意見を政策に取り入れたり、プランの評価に加わる機会を設けたりすることとした。

国は13年度から「認知症施策推進5カ年計画(オレンジプラン)」をスタートさせたが、医療・介護が中心で、まだ介護がいらない認知症の初期段階の人の支援や、暮らし全般のサポートが乏しいことが指摘されていた。「国家戦略」はオレンジプランを発展させ、厚労省のほか、内閣府、消費者庁など、関係省庁が横断的に取り組む。国家戦略の対象期間は25年まで。

◇認知症対策の国家戦略案

国家戦略案では、認知症施策の充実のため、次の具体策を掲げている。(新は新規事業)

・「認知症初期集中支援チーム」の設置推進--医療・介護の専門職がチームで認知症の人を訪問し支える。18年度からは全ての市町村で実施

・看護職員に認知症対応力向上研修(新)--認知症の状態に応じた適切なケアが可能となるよう実施

・新人の介護スタッフにeラーニング導入(新)--認知症ケアで最低限必要な知識や技能を習得させる研修

・認知症対応力向上研修を受けるかかりつけ医を17年度末までに6万人に拡大

・「認知症サポーター」を17年度末までに800万人養成--認知症に関する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人や家族を手助けする。
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高齢でもちゃんと安全運転している人たちはいっぱいいる。
でも、車に乗らずに歩いているほうにしたら、運転手の見た目年齢で「こわい」と思ってしまう。

今回の事故は運転していたのが「認知症」だったというけど、いったいどのくらいの認知症だったんだろう。

ワタシは、選挙権と運転免許は、何らかの線引きをして返却しないといけないようになるんじゃないか・・と思うんだけど。

だって、ウチのハハなんて、初対面なら2時間くらいなら気づかない人、いるよ。きっと。MRIみたらビックリするくらい萎縮してるのに。

となりにワタシがついてたら完璧だ(笑)。

でも、実際のところ、頭の中、脳のことって、なにも分かっていない。
どんな働き方をして、トラブルがあったときにどんな風にフォローするかなんて分かってない。

ある程度の見当をつけることはできている部分はあったとしても、人の数だけ動き方は違う。

ほんまに、ちゃっちゃと考えんとえらいことになると思うけどな。
「けーざいもんだい」なんか、その後でええわ。

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■認知症の男性逆走 衝突で死亡
 http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3215152
いつも行っていた神社が、最近ものすごい人手で入り口で3~4時間待ちなんてのがザラだったから、ちょっと人出が落ち着いたかナ? といいながら、今日初詣に言って来ました。

神社までは1キロくらいあるんだけど、ハハは普通に往復する。
背筋が伸びてるので、時々ワケのワカランおっさんから「もっとさっさと歩け!」と言われたりする。そんなアンタ、80才のバーサンにそんなこと言われても(笑)。

思ってたよりは混んでたけど、まぁ待てる範囲だったので、並んで参拝してきた。

 ハハ 「アンタ、小銭ある?」 (←小銭担当)
 ワタシ「ウン・・・オカーサンは10円玉かいな」
 ハハ 「ウン」
 ワタシ「残りの人生少ないから?」 (←コラっ)
 ハハ 「(笑)そうや」 (←ウチでは普通の会話である)

神社の前で並んでるくらいだから、中に入っても、警備の人の誘導に従ってブロックごとに進む感じで、「初詣」という言葉には似合わないお参りでした。

「ていっ」とお賽銭を投げて、お祈りをする。
 来年もハハと初詣に来られますように。
 クーちゃんが長生きしますように。(ここまでは美しい・笑)
それから、えとえと
 惚けませんように。
 老後の衣食住に困りませんように。

・・・後の二つはとっさにでてきた言葉なんだけど・・・
国民が初詣のお祈りにこんなことをお願いしてる、どこが「豊か」なんだか、説明してみやがれ、シンゾむかっ(怒り)