「天皇訪沖」を絶賛した玉城デニー知事! | ワーカーズの直のブログ

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「天皇訪沖」を絶賛した玉城デニー知事の問題発言

アリの一言 2025年06月07日 | 天皇・天皇制と沖縄

 

  

 

沖縄の玉城デニー知事は5日、天皇一家を那覇空港で見送ったあと、2日間の「天皇訪沖」を振り返って記者団にこう述べました。

 

「両陛下、そして初のご来県となった愛子内親王殿下には広く県民との触れ合いを深めていただき、思い出深いものとなられたことを願うとともに、県民を代表し深く御礼を申し上げる」(6日付琉球新報、写真左も)

 

さらに記者団から「近衛上奏文」(1945年2月)や「天皇メッセージ」(47年9月)に関連して「複雑な県民感情があるが…」と問われたのに対し―。

 

<玉城知事は…昭和天皇や上皇さまが国内外を訪問して「再び戦争を起こしてはならないという努力を続けてきた」と説明。「天皇、皇后両陛下はそのお考えを聞いてきたことから、さらに平和な時代、社会をつくっていくための務めに徹しておられるのだろう」と述べ、両陛下の気持ちを推し量った。

 

また「陛下の平和に対するお気持ちやお姿、お言葉を広く国民が共有できる環境にしていくことが私たち行政の責任」と語った。>(同琉球新報)

 

「天皇メッセージ」についてはこうも述べたと報じられています。

 

「『天皇メッセージ』など歴史的な課題は、多くの方々にそれぞれ意見が異なると思う」(6日付沖縄タイムス)

 

驚くべき発言で、絶対に看過できません。

 

これは知事としての儀礼的な発言を大きく超え、沖縄戦と戦後の米軍占領の天皇責任を完全に捨象し、逆に天皇を平和主義者として賛美するものです。天皇訪沖に対しては県内に様々な意見があるにもかかわらず、「深く御礼」の一語に集約しています。

 

記事によれば「昭和天皇」=裕仁も反戦に「努力を続けてきた」と言っていますが、何を根拠にしているのでしょうか。とんでもない妄言です。

 

「天皇メッセージ」についても、「それぞれ意見が異なる」と言い捨てたのは、歴史に対する甚だしい認識不足か、故意に歴史を隠ぺい・改ざんするものと言わねばなりません。

 

石原昌家・沖国大名誉教授は今回の「天皇訪沖」について、「現天皇には「天皇メッセージ」と共に近衛上奏を拒んだことが沖縄の運命を決定づけていることを学ばれてほしい」( 4日付琉球新報)と指摘しています。玉城氏はこうした識者の警鐘もまったく耳に入っていないようです。

 

とりわけ問題なのは、上記の太字の部分です。

 

天皇の言動を「広く国民が共有できる環境にしていくことが行政の責任」だと強調しています。自分が天皇を「平和主義者」と賛美するだけでなく、それを国民の共通認識にするのが「行政の責任」だというのです。

 

これは現行憲法の「象徴天皇制」の規定すら飛び越え、天皇主権の大日本帝国憲法における天皇と行政(天皇制官僚)の関係に逆戻りさせようとするに等しいきわめて危険な発言です。

 

こうした発言を臆面もなく行う玉城氏は、沖縄の県知事としてはもちろん、政治家として完全に失格だと断ぜざるをえません。

 

自民党の西田昌司参院議員が沖縄戦の歴史を歪める発言を繰り返して問題になっていますが、沖縄県知事が、しかも「オール沖縄」の支援で当選した知事が、こうした暴言・妄言をおこなって恥じないのは、ある意味ではそれ以上に問題です。

 

玉城発言を徹底追及し、撤回・謝罪させるべきです。