「赤旗」発行危機と志位和夫のパワハラ | ワーカーズの直のブログ

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変節堕落『日本共産党』批判ブログ

「社会主義政党」が堕落したらダメでしょう。世は真っ暗となる。歴史の主人公である人民は永遠に賃金奴隷のまま、地球環境から宇宙までが守銭奴・野蛮人たちに冒涜されていく。・・・・新自由主義と反動右翼勢力の台頭を前に、九十年代半ば、統一戦線運動と党建設に実績なき頭でっかちの不破哲三・志位和夫らは自信を失い、その弱さからネオマルクス主義に逃げ込み、「党綱領」の革命路線を蹂躙・破壊し、党をブルジョア議会主義政党へと変質させていった。その変節路線は情勢に何ら通用せず、結果、『日本共産党』は衰退し機能不全の悲惨にある。革新統一戦線運動、社会主義運動の再生を願いこの個人ブログを綴ります。

カテゴリ: 党の変節・堕落

2024年03月21日

「赤旗」発行危機と志位和夫のパワハラ

「しんぶん赤旗」「発行の維持さえ危ぶまれる事態」と発表!

「赤旗」党活動欄は、先日3月18日付機関紙活動局長・大幡基夫、財務業務委員会責任者・岩井鐡也の連名(連盟は初めて)による全党への訴え「3月大幅後退の危険。日刊・日曜版の発行を守るため大奮闘を心から訴えます」を掲載、党が「危機」状態にあることを訴えた。

「率直にいって現状のままでは、『しんぶん赤旗』日刊紙、日曜版とも、今月、大幅後退の危険にあり、発行の維持さえ危ぶまれる事態に直面しています。」 「・・発行経費の値上がり、大会後の後退によって、日刊紙、日曜版の発行の危機が現実のものになりつつあるのが率直な現状です。 日刊紙の赤字は拡大し、日曜版の黒字は減少しています。」(2024年3月19日「赤旗」党活動欄)

 

深刻です。 2020年1月第28回党大会で志位和夫は、壇上に野党代表を並べ、2022年「党創立100周年」の年中に「野党連合政権」と「130%の党」を実現する、それは可能であると豪語しました。

両課題とも泡のようなものだった、まず選挙で2021衆院・2022参院ともに党は惨敗しました。

党勢拡大では  日刊紙  日曜版   読者合計

2020年度 - 2,704 - 9,448 - 12,152

2021年 - 10,187 - 38,449 - 48,636

2022年 - 3,818 - 30,097 - 33,915

「『赤旗』の発行事態が危機的事態に直面するギリギリの状態」(2023年5月30日党中央機関紙活動局長)

「財政状態がきびしさを増し、きわめて切迫した事態に直面している」(2023年6月9日党中央財務業務委員会責任者)

 

これが「100周年」の2022年までの状態、で、翌年2023年1月に第29回党大会開催予定でしたが、党内は沈滞、4年に一度決まってある選挙にもかかわらず2023年統一地方選候補者擁立が大幅におくれていた。それで、党大会を1年延期することを決定。

 

2023年新年早々1月5日第7回中央委員会総会を開催した、そこで「第29回党大会までに「『130%の党』をつくるための全党の支部・グループへの手紙」を出すことを決めた志位和夫は「党史に残る新たな歴史的前進の年にしていく」ことを口にした。

 

2023年度 - 6,653 - 37,671 - 44,324

2024年1月18日第29回党大会で「志位氏院政・田村共産党」スタート――――「赤旗」読者は「25万人」と発表。

1月度 - 1,605 - 5,381  - 6,986

2月度 - 1,486 - 5,029 - 6,515

3月1日「赤旗」読者現勢  250,000 - 13,501 = 236,499人

 

● 全国的で長期におよぶ党勢後退の性質とは、

党の全国的で長期的な後退は、「党綱領」の実現を不可能にする性質で、根本問題です。サバイバルに生きる米日独占資本ブルジョアジー24時間利権漁り、「政治も商品」とされバイヤーが法律を誘導する。そのために労働者・人民と地方の苦しみが増大し、社会が荒廃していくなか、・・・・「日本共産党」を名乗る政党がコケていく。

 

・ 党員の減少とは、他ならぬ身内・同志が離反していくことにほかなりません。

・ 「赤旗」読者の減少は、党に期待した国民が失望してしまう結果を表しています。

* その問題の原因について、党中央委員会が分析できなかったことを意味します。

* 実際には、党首1982年~不破哲三と2000年~志位和夫が、無能だったことです。

* そうした長期の惰性は、党役員・活動家がカルト化していたことを意味する。

 

一般的にみても、現『日本共産党』はまともな組織ではなくなったのです。

 

 ● 似非社会主義党首23年間・志位和夫がもたらした液状化、党の「危機」。

1月18日「第29回党大会」が終わり、、、約1か月半後、3月1日の時点で、「大会・幹部会決定推進本部・訴え」が記すところによれば、

・ 「党大会決定」文書の党員への配布状況は 62・1%。

・ 「党大会決定」を読んだ党員は 19・9%。

・ 会議を開き「党大会決定」を討議(8割は読んでいないのに)した支部66・2%。

 

このようなだらけた団体、、、会社なら潰れるでしょう。志位和夫と小池晃らがつくった『日本共産党』の姿です。

 

 ● 党首として能力はゼロ・志位和夫、最後にパワハラをやっていた!

不破哲三も酷かったが、志位和夫も党首を約四半世紀23年間、

・ 党員 13万6千人減らした。

・ 「赤旗」読者 114万人減らした。

・ 国会議員 衆議院20議席を10議席に、参議院20議席を11議席に減らした。

・ 地方議員 『平成の大合併』終了以後で130議席以上減らしている。

 

不破哲三とおんなじ、党首としては、無責任と無能の標本・志位和夫、自分の不甲斐なさを棚上げにして、彼は、党首最後の年2023年に次のように、地区委員長たちにパワハラをやっていた。

 

「私たち党機関とその長の姿勢について――『不屈性』『先進性』の発揮を、——最後に、こういう情勢のもとでの私たち党機関とその長の姿勢について、一言のべたいと思います。日本共産党規約は、日本共産党の性格について、『日本社会のなかで不屈の先進的な役割をはたすことを、自らの責務として自覚している』とのべています。」

(2023年5月4日志位和夫HP「全国都道府県委員長会議への志位委員長のあいさつ)

「機関とその長の自己分析と決意・構えが決定的、最後に、いまのべたことをやるうえでは機関とその長の自己分析と決意・構えが決定的だというのが、この会議の要の問題です。 (中略)まさに福岡西部の地区委員長のこの姿勢に学んでのことであります。 (中略) すべては長の姿勢から始まっていったわけです。それに比べてどうか、ということがいま問われているんです。ですからぜひ、そういうことも含めて、この会議はせっかく2日間やるわけですから、2日間やっただけのことはあるという会議にぜひともしたいと思っておりまして、討論では、率直な自己分析の発言もありますが、率直に言って自己分析が足りないと言わなければならない発言もあります。」

(2023年8月2日「全国都道府県委員長会議」志位委員長の中間発言)

これは、党首による驚くべき暴言であり、パワーハラスメントです。全国的で長期に及ぶ党勢後退・選挙敗北の問題を、地区委員長の「姿勢」として擦りつけたのである。

 

党創立100周年2022年までに「野党連合政権」と「130%の党」をつくると宣言した第28回党大会決定が完全に頓挫。参院選挙には惨敗、松竹伸幸問題がおこり、小池晃書記局長の副委員長パワハラ問題が起こり、統一地方選挙の準備が間に合わずとうとう党大会を1年間延期する羽目に。

党首は、自ら招いたその党内矛盾を乗り切るために“130%の党をつくる”全党員への「手紙」出して “前だけを向け” と目くらましをはかった。2023年統一地方選挙2連敗・その3月4月に「赤旗」読者が一気に3万7千人減ってしまった。そして前記のとおり5・6月に党本部担当者から “「赤旗」が発行危機にある”と悲痛な発表がなされた。

 

そうした党内事情のもとで、「党綱領の生命力」の志位和夫委員長は“私は正しい” ・・・・ “地区委員長がだらしないんだ” と、

 

志位和夫は盛んに「党の先進性」という講釈をしているが、政党の「先進性」とは、その党の主張と行いに道理があることが誰の目にも明らかになり多数国民の支持と共感を結集する点に現れることをいうのであって、選挙も党勢もダメな党首がそれを語る、、、図々しい話です。

 

――――志位和夫の側近もダメなのです

中央委員会副委員長のHは、長年党本部にいて組織畑を歩き、「大衆的前衛党」建設論を専売特許にしていた人物です。不破哲三の腰巾着の一人として「党綱領」を蹂躙した新「党党規約」づくりに参加し「前衛党」規定を葬った食わせ者です。かつて彼は全国に結構出向いていますが、私は党機関で組織部長をしていた時に個別に懇談したことがあります。気を許したのか、とんでもないことですが、党中央組織局長Hは『××県の○○地区委員長は』と陰口を言ったのです。小池晃のパワハラ、品性のないHら党官僚たちの常任幹部会です。

 

――――地区委員長は健康寿命縮める役職なんです!

かつて躍進していた時代の日本共産党は、東大出身の地区委員長もいたほど人材豊富でした。でも、地区委員長は体力勝負の役職。わたしは、新館の現党本部は私は知りませんが、迷路のような党本部には食堂あり売店ありで、、、そこで働く年配の人たち、気付いてみればナント以前は地区委員長をしていたAさんBさん・・・さんなんです。頑張る地区委員長はもう50代後半では務まらず党本部会館にいるほどに激務なのです。

 

「討論では、(地区委員長の)率直な自己分析の発言もありますが、率直に言って自己分析が足りないと言わなければならない発言もあります。」と志位和夫は言った!

・・・・自分は正しい! お前さんたちはわからないのか、と、共産・志位委員長、議席減『方針は正確と確信』『責任はないと考える』

(2021/11/1 志位和夫委員長・党本部記者会見「毎日新聞」)

 

自らを組織できない党は、共産党とは言えない

 

「プロレタリアートは、権力獲得において組織のほかにどんな武器も持たない。・・・資本のための強制労働によってうちひしがれ、まったくの貧困と野蛮化と退化の『どん底』にたえず投げ落とされているプロレタリアートは、マルクス主義の原則による彼らの思想的統合が、幾百万の勤労者を労働者階級の軍隊(共産党の意味)に結集する、組織の物質的統一によってうちかためられることによってのみ、不敗の力となることができるし、またかならずなるであろう。」

(1904年5月19日レーニン「一歩前進、二歩後退」)

これは、政治革新・革命の事業にとって、共産主義政党がどのような能力をもたなければならないかについてのレーニンの見解です。――――別の言い方をすると、自らを先進部隊であると意識するのであれば、その党は自らを組織する能力をもっていることでなければならないということを述べている。

 

「方針は正しいんだ、党の歴史は一番いいんだというようなことだけでは、これはすまないわけです。そういう党であるならば、党勢拡大についても実績でしめすということが日本共産党の立場でなくてはなりません。」(1981年3月3日「全国都道府県・地区委員長会議」宮本顕治委員長)

 

「全党の活動の基本方針をきめた綱領がまちがっていれば、かならず党活動は破たんし、混乱します。」(1984年3月15日日本共産党中央委員会教育局編・中級党学校用教科書「基本課程」)

 

・・・・このレーニン、宮本顕治、党の教科書を読んできたであろう古参党員の皆様方、あなた方のオツムはどうなっているのですか?