汚職だらけのゼレンスキー政権、崩壊続く! | ワーカーズの直のブログ

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日刊IWJガイド・非会員版「汚職だらけのゼレンスキー政権、崩壊続く! 大統領府副長官はじめ10名の政府高官が汚職疑惑やスキャンダルで次々と解任・辞任!」2023.1.26号~No.3787号

┏━━【目次】━━━━

┠■はじめに~汚職だらけのゼレンスキー政権、崩壊続く! ゼレンスキー大統領補佐官アレストビッチ氏に続き、大統領府副長官、副大臣4名、地方知事5名、10名の政府高官がウクライナ支援に関する汚職疑惑やスキャンダルで次々と解任・辞任! ゼレンスキー大統領は公務員の国外移動の禁止を発表、汚職まみれの政権の手で、汚職追放の改革が進むのか!? ソレダール陥落後、「ウクライナがこの戦争に勝つための軍事的チャンスはない」とする声も上がる中、ゼレンスキー政権の自壊が続く!

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■はじめに~汚職だらけのゼレンスキー政権、崩壊続く!  ゼレンスキー大統領補佐官アレストビッチ氏に続き、大統領府副長官、副大臣4名、地方知事5名、10名の政府高官がウクライナ支援に関する汚職疑惑やスキャンダルで次々と解任・辞任!  ゼレンスキー大統領は公務員の国外移動の禁止を発表、汚職まみれの政権の手で、汚職追放の改革が進むのか!?  ソレダール陥落後、「ウクライナがこの戦争に勝つための軍事的チャンスはない」とする声も上がる中、ゼレンスキー政権の自壊が続く!

 

 おはようございます。IWJ編集部です。

 

 ゼレンスキー政権に異変が続いています。大統領補佐官オレクシー・アレストビッチ氏に続き、政府高官に次々と解任・辞任ドミノが起きています。

 

 ゼレンスキー大統領は、24日の朝、毎日のビデオ演説の中で、人事異動を発表しました。『ロイター』(24日)、『BBC』(24日)、『CNN』(24日)、ロシアメディア『RT』(24日)、『スプートニク』(24日)、など、多くのメディアが一斉に報じました。

 

 17日、ウクライナでは、東部ドニプロの集合住宅へのミサイル攻撃を巡る失言で、アレストビッチ大統領府顧問が辞任しました。18日にはデニス・モナスティルスキー内務大臣、イェブン・イェニン第1副内務大臣、ユーリー・ルブコビッチ内務事務次官らが搭乗していたヘリコプターの墜落で死亡しました。ゼレンスキー政権の主要閣僚や政府高官が相次いで、欠けていっています。

 

※ゼレンスキー政権に異変続く!  モナスティルスキー内務大臣を含む3名の閣僚がヘリコプターの墜落で死亡!  ゼレンスキー政権の「顔」の一人、アレストビッチ大統領府長官顧問は辞任!(日刊IWJガイド、2023年1月19日)https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51776#idx-6

 

 ゼレンスキー大統領は、今回の人事異動は、「省庁、中央および州当局の他の機関、法執行機関など、さまざまなレベルの役人に影響を与えるだろう」(RT、24日)と述べました。

 

 もともとウクライナでは、ウクライナ紛争以前から、汚職は深刻な社会問題でした。

 

 ゼレンスキー大統領が主人公として人気を博したドラマ『人民のしもべ』でも、ゼレンスキー氏が扮する主人公の高校教師が、ウクライナの汚職問題と戦うという設定でした。

 

 EUへの加盟を申請した際にも、汚職問題が課題とされていました。欧米諸国から、食料などの人道支援物資から軍需品、兵器に至るまで大量の援助が流入する中、援助が横領されたり横流しされたりするなど、支援が適正に使われているのか、疑問の声が上がっていました。

 

 1月24日にゼレンスキー大統領によって辞任が発表されたのは、キリロ・ティモシェンコ大統領府副長官、ヴィャチェスラフ・シャポワロフ国防次官、アレクセイ・シモネンコ次長検事の3名です。そのほかに7名の副大臣、地方知事らが辞職しています。

 

 『ウクルインフォルム』(24日)は、1月23日付大統領令に、「提出された辞表に従い、ウクライナ大統領府副長官職からキリロ・ティモシェンコを解任する」と書かれている、と報じました。

 

※ゼレンシキー宇大統領、ティモシェンコ大統領府副長官を解任(ウクルインフォルム、2023年1月24日)

https://www.ukrinform.jp/rubric-polytics/3658052-zerenshiki-yu-da-tong-lingtimoshenko-da-tong-ling-fu-fu-zhang-guanwo-jie-ren.html

 

 ティモシェンコ大統領府副長官は33歳、これまでに解任が確認された最高位の幹部です。ティモシェンコ副長官は、2019年の大統領選において、ゼレンスキー氏が、前任のポロシェンコ氏を下し、ウクライナ大統領に選出された時からの側近で、2019年から大統領府副長官を務めてきました。

 

 『RT』(24日)によると、ティモシェンコ氏は、2022年10月以降、米自動車大手「ゼネラル・モーターズ」が人道支援のために送ったSUV車を公用車として通勤などに流用し、私物化したとして、捜査を受けています。ティモシェンコ氏は、キーウ近郊の高級住宅街に居住しているとも報じられていました。『ロイター』(24日)は、ロシアによる侵攻時に複数のスポーツカーを運転していたとして国内メディアから批判されていた、とも報じています。

 

 『ヒル』(24日)によると、ティモシェンコ氏は、ザポリージャ地域への700万ドルに相当する人道援助の横領に関与したとして告発されています。ティモシェンコ氏自身は、全ての容疑を否定しているということです。

 

 また、『RT』によると、ウクライナ政府は、キーウ地域の長であるアレクセイ・クレバ氏を含む、地域の軍事政権の複数の長を解任しました。ところがクレバ氏は、ウクライナのメディアの報道によると、ティモシェンコ氏の後任となるための準備を進めているということです。

 

 ウクライナ検察も、シモネンコ次長検事を解任したと発表しました。シモネンコ次長検事の解任のきっかけとなったのは、2023年の年末年始に、家族でスペインに10日間の休暇に出かけたことでした。ゼレンスキー大統領は、政府高官らに国外でのバカンスを控えるよう、呼びかけていました。

 

 シモネンコ氏は、ウクライナの将兵達が年末年始の休みもなく、ロシア軍と戦い続けているというのに、国外のリゾート地で休養をしていたことで責められましたが、その際、ウクライナの裕福な事業家のグリゴリー・カズロフスキー氏の妻が所有する自動車を使い、陸路で出国したとされ、汚職の告発にも直面していました。

 

 ウクライナ軍の兵站を担当していたシャポワロフ国防次官は、軍の食料調達をめぐる汚職が疑われています。ウクライナ国防省は、ウクライナ6州の軍部向けに130億フリブニャ(約460億円)相当の食料調達契約を結びましたが、その金額は首都キーウの一般的なスーパーマーケットで購入するよりも、2倍以上高い価格だったと『RT』は報じました。