類は友を呼ぶ―惹かれ合った二人 | ワーカーズの直のブログ

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【炎上】雑誌「通販生活」がセクハラ魔・広河隆一の対談記事を掲載 / すでに印刷済みで修正できず バズプムラニュース 

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女性や社会的弱者を救う人権派ジャーナリスト広河隆一【ここを是非クリックを―直】(75歳)が、女子大生やアシスタントなど複数の女性にセクハラや強引な肉体関係を迫っていた事が判明した騒動で、新たな展開があった。

 

          ◇                                 ◇

 

この広河隆一について私はかつてこのブログて触れたことがある。それは櫻井よしこ氏についての記事の中でである。

今ここで再度それを紹介してみる。

 

1995年に薬害エイズ事件を論じた『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(新潮社)で第26回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した。この著作により櫻井氏は大いに注目を浴びるようになる。

 

 こうした経緯の中で薬害エイズ事件を追及された安部英氏が櫻井氏から逃げる無様な映像はテレビで度々大報道された。この時、真実を追求するジャーナリストと逃げ回る事件の中心人物との対比が、恰も「正義」を追求の櫻井氏と「悪の権化」の安部氏との図式ではっきりと明確に視聴者には印象づけられたのである。

 

 薬害エイズ事件は裁判となった。この裁判の経緯については『安部先生、患者の命を蔑ろにしましたね』(中央公論新社1999年10月)を出版する。まるでエイズ事件の追及が櫻井氏のライフワークのようだった。

 

 しかし1996年、薬害エイズ事件についての著書の記述を巡って、安部氏より櫻井氏は毎日新聞などと共に名誉棄損で訴えられた。その訴訟は一審が棄却、二審で逆転で損害賠償を命ずる判決が出た後、安部氏の無罪判決後の平成17年(2005年)6月に最高裁で再逆転・棄却となり原告、つまり安部氏の敗訴が確定したのである。

 

 このように薬害エイズ事件の裁判では安部氏は無罪になるも、名誉毀損裁判では安部氏は敗訴して、その結果櫻井氏も無罪となった。但し櫻井氏については、以下の指摘がなされた。

 

 最高裁の判決は、櫻井氏の記述が真実であると認めたものではなく、彼女が「真実と信じたことに相当の理由がある」というものであった。安部氏の弁護団は櫻井氏の取材方法は捏造に近いと主張し、櫻井氏は口でこそ反論したものの、判断は受け入れたのである。

 

 この直前から本名(櫻井良子・直注)ではなく「櫻井よしこ」のペンネームを使用するようになった。つまり薬害エイズ裁判ではそれまで社会から激しく糾弾されていた安部氏が結局無罪判決を受けたことに対応して、櫻井氏は自らの言動を改めたのである。

 

 そして2008年9月20日、エイズ裁判の弁護士だった弘中惇一郎・武藤春光編著の『安部英医師「薬害エイズ」事件の真実――誤った責任追及の構図』(現代人文社)が出版された。こうして櫻井氏を先頭とする「エイズ事件報道は嘘だらけだった」ことが明らかになってしまった。こうした事実は、櫻井氏には実に冷酷かつ打撃だった。

 

 薬害エイズ裁判の判決と名誉毀損の裁判の判決の事実によって櫻井氏は、第26回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した『エイズ犯罪・血友病患者の悲劇』(中央公論社1994年)という実質的なデビュー作であり、代表作でもある作品を絶版に、1998年出版の中公文庫も絶版にふしたのである。

 

エイズ犯罪 血友病患者の悲劇 (中公文庫)

 

 この文庫本の解説は、今でもジャーナリストとして優れた活動している広河隆一氏が書いている。その解説の中で彼は櫻井氏の取材の仕方や日本テレビでのキャスターの仕事ぶりを絶賛している。彼も又彼女の本質を捉え切れず、騙されてしまった人々の一人である。現在、古書価格は両著ともアマゾンではたったの1円だ。

 

 勿論、その後現在までどの出版社も本書を「復刊」や「復刻」していない。最近の櫻井氏は『エイズ犯罪・血友病患者の悲劇』がまるで存在しなかったのように自著では全く触れなくなり、注意深く隠蔽しているのである。

 

 何故か。そこに書かれた多くが間違いだったからだ。櫻井氏がこの本を絶版にしたことで一切は終わり、櫻井氏の弁明など全く必要ない。

 

          ◇                                 ◇

 

当時の私には広河隆一が何故こんなにもいかがわしい櫻井よしこ氏のやがて本人により絶版になる運命の本に、わざわざ絶賛とも言うべき解説を書いていたのはまったく謎であった。私は広河隆一を優れたジャーナリストと評価した、この記事を訂正したい。そして今や、以下のように断言することが出来る。

 

まさに類は友を呼ぶ。つまりは似たもの同士だったのである。それはジャーナリストという看板を押し立てて、正義者ヅラする人々のいかがわしさである。他人の尻馬に得意然として乗りたがる人たちを警戒せよ! 

 

 これが私たちが彼らから学ぶべき教訓である。