LASTKAJ 14 / BECKSVART | Bubble and Squeak Records~134の雑食音源レビュー~

LASTKAJ 14 / BECKSVART



スウェーデンの高速メロディックバンドの重鎮LASTKAJ 14。2017年リリースとなる4th Album。リリースはスウェーデンの老舗レーベル【SECOND CLASS KID records】から。

別にすごく熱中してるわけではないですが、好きなバンドの1つではあったものの、気が付いたらだいぶリリース作品が増えていた上に女性メンバーまで加入していた彼ら。しかも以前は【BELLS ON records】と言う日本の高速メロディック専門レーベルが取り扱い(リリース)はあったものの、レーベル自体の活動がどうなったかは定かではありませんが、衰退により彼らの音源が日本に入荷することが無かったようにも思います。しかし、2021年に最新split音源も出たと言うのもあったので近年のリリース物を中心にまとめて入荷してみました。(入荷と言っても個人的にですが)

今作はLASTKAJ 14らしさ全開で一曲目から飛ばしまくりの怒涛のサウンドで幕開け。続く表題曲はこれまた彼ららしさの一つである哀愁全開の刹那的な展開と、頭二曲を聴いただけでも「おぉ、衰え知らずの今なお現役」と言う言葉が脳裏をよぎりました。M-7”Utanfor Utan Hopp”の伸びやかなサビはグッとくるもんがありますね。

アルバム通して聴いても高速メロディックファンはガッツポーズなじゃないでしょうか。スウェーデン語で歌われておりますがこれが良いのよ!