THE QUEERS / MOVE BACK HOME
ジャケが初期っぽさを醸し出していますが95年リリースとなる4th Album。
前作同様にMASS GIORGINI先生がレコーディングには関わってます。個人的に今作は非常に歌メロを追求した内容かと思ってます。結果論になってしまうかもしれませんが、次にリリースされる”DON'T BACK DOWN”は“RAMONES meets Beach Boys”と言う腐るほど使われる形容詞(中にはマユツバものもあり)の「これぞ!」と言える名盤として名を馳せる彼らの代表作なんですが、今作なくして出来たものなのか?と思えます。
THE QUEERSの数ある曲の中でも切なさと優しさが多く感じ取れる曲が多く”She's a Cretin“”I Gotta Girlfriend“など、歌メロを追求しているサウンドで何度ヘビロテしたことでしょうか。さらにはBeach Boysのカバー曲”Hawaii”も極上コーラスで仕上がってます。
兎に角、堅苦しい憶測なんかは抜きにして(勝手にやってるのは自分なんですが(汗 )、彼らを聴く上ではやはり避けては通れない一枚なのです。
ちなみにメンバーは
Joe(vo/gu)
B-FACE(ba)
HUNG O'NEILL(dr)
と初期に戻ってます。