THE GUTS / SONGS OF FREEDOM | Bubble and Squeak Records~134の雑食音源レビュー~

THE GUTS / SONGS OF FREEDOM







前作から4年振り!今年(2012)待望のNew AlbumをリリースしたTHE GUTS!

しかも、リリース元はDave Parasiteが運営する【KID TESTED RECORDS】って事で聴く前からテンション上がりまくり(笑)


ちなみにGeoff UselessはTHE CONNECTIONやソロでも活動しています!




で、今作購入からしばらく放置気味で聴いたのですがこれが驚きました。


THE GUTSは僕のなかではTHE QUEERSやPARASITESに通じるSWEET POP PUNKの印象だったんですね。

SWEET POP PUNKって言葉があるかは分かりませんが、僕の中ではPOP PUNKの中で速すぎず、かつ遅すぎず絶妙なPOP感と胸キュンサウンドを3コードの8ビートで奏でてるイメージです。



今作を聴いたときに「あれ?なんか違う」って思いました。

これがGUTSかと言われると全体的に遅く思えるんですね。



ただ、2回、3回、10回と聴いてるうちにひきこまれたというか、THE GUTSを引き出した!と思えて仕方がないのです。



アルバム全体的にはミドル~スローなテンポ、POP PUNKとPOWERPOPの中間的絶妙なサウンド。


ドラムの“ズッタタ、ズッタ”ってリズムがよく似合う!



Mass Giorgini,Phillip Hill,Dave Parasiteなど豪華顔ぶれが関わるなかで、RAMONE POP PUNKでなくこのサウンドに辿り着いたのは凄い事だと思いました。(Geoffが作ってるので必然と言えばそれまでですが)


正直、今となってはこのアルバムこそTHE GUTSだ!と思ってますから(笑)



さらには今作にはDaveがボーカルとる曲もあるんですが、これがまた良い曲だったりするんですよね(笑)


ジャケを見ると全然サウンドのイメージとはかけ離れているのでスルーされそうですが、これまでのGUTSを知る人、そうでない人、兎に角聴いて欲しいですねー。



『Thinkin' It Over』YOUTUBE

これとか良い曲!



『Loser』YOUTUBE



『SONGS OF FREEDOM』YOUTUBE



と、聴いて頂ければ分かるかと!