TEENAGE BOTTLEROCKET /They Came from the Shadows
2nd,3rdアルバムで現行RAMONES CORE/POP PUNKバンドのトップクラスに躍り出た世界のTEENAGE BOTTLEROCKET(以下TBR)の2009年リリースとなる4thアルバム。
個人的には2,3,4作の3枚のアルバムがTBRのサウンドの全てを物語っている最高峰だと思っております。今作がこれまでと違うのは【RED SCARE】からリリースされていたのが遂にあの【FAT WRECK CHORDS】からのリリースと言うこと。当時はすごく驚いたと同時に、【RED SCARE】のレーベルの人が【FAT】で働いてた人(?)とかで、傘下ってわけではないんだろうけど結構人気が出てくると移籍って言う流れが続いてたもんで「やはりそうきたか」感はありましたねw
で、気になる内容はもう一曲目の名曲"Skate or Die"が流れた瞬間からこれまたガツンとやられます。後にPOP PUNK大先生のLUCY GREENさんが言っていたのですが、こちらの曲のPVがタイトル通りスケボーやってる人が出てくるのですが「8ビートの曲でスケボーのPVって凄いことだよね!」と言うもの。もうね、これ言われたとき自分もカミナリに撃たれたみたいに気がつかされまして、と言うのもNOFXとかPENNYWISEとかのスケボー、ボードのカルチャーとはあまり結びつかないPOP PUNKチューンで違和感なく作られた作品。もうお分かりかと思いますが歴史的一打を放ってきたわけですよ。
続く"Don't Want To Go""Bigger Than Kiss"と疾走感たっぷりなウルトラキャッチーな曲が続き、"Do What?""Not Ok"などコーラスもバッチリな大合唱必須の曲も続いて終始ご機嫌な内容。もちろんみんな大好きな単音ギターも全開でサビで拳突き上げ間違いなしってやつばかり。
最初に言いましたが、改めて個人的には今作までがTBRの全てが詰まってるようにも思います。と言うことで当方も大推薦盤!!