門の少し暗がりの中央の席に向かい合わせに座った
あきくん 相変わらず カッコいい いや 美しいかな
はる『潔癖症のあきくんが医者になるとは思わなかった』
あき『そうだよね。そう思うよね。仲良しのたけくんが医学部いったでしょ。ぼくの家は母が難病なんだよね。今まですごく心配かけたし、だから今度は助けたい、そばにいたいって思ったからなんだ』
はる『そうだったんだ。おかあさんにそれ伝えたの?』
あき『いや、言ってない
』
はる『聞いたら、おかあさん喜ぶね』
はる『私ね、医学部行きたいって思って勉強し始めたけどなかなかどうしていいかわからなくて』
あき『簡単な問題集、例えば化学問題精講1冊を仕上げてみて。あれもこれも手を出すのではなく。大事なことは、伝えたいこと、求められてることは一つだから。〇×▽△・・・・・(具体的だった気がする)』
はる『ありがとう。やってみるね』
はるちゃん、ここから本能が抑えられなくなる。おおかみ
化現象。
あきくんとキス
したくなってしまったの
やば~
でも目の前には机という障害物があるし・・・
高校生の頃の私は羊そのものだったし・・・
何よりこんな感情になったことなかった・・・![]()
はる『あきくん、彼女とかいるの?』
あき『いるよ。看護師さんと付き合ってる。結婚もしようかと思ってる』
はる『
だよね~』
あき『はるちゃんは?』
はる『・・・います。彼氏。
』
(いるのに・・・おおかみになろうとしてた私が恥ずかしい
)
はる『高校のとき好きだったんだ』
あき『ありがとう。気づいてたよ』
えええ
返事は
その時はあきくんははるちゃんをどう思ってたの![]()
聞きたいけど、聞けなかった。
その後手を触りたいって思ったけど、触れなかった![]()
あき『ひとつ約束して。合格したら絶対に知らせてね。大丈夫、信じてるから。』
カルアミルクを飲みながら。