母の病気がきっかけで医師になろうとしてたけど
私が医学部4年生のときに 母はお星さまになった。![]()
乳がんの気管転移であり、非常に苦しい最期だった。
母から教わったことはいっぱいある。
顔がむくんじゃって悲しい思いをしたりしても愚痴一つ言わず。
カルテ開示請求しようかと思ったが、やめてほしいと。
母が望んでることはそんなことではなく。
大事なことは他者を責めることでなく、
これは自分の病気で、そのことに向き合っていた。
最期まで凛としていた。
こんな女性にあこがれる
こんな母になりたいとおもった
研修医になった時
母のことへの経験が生きた
でも、きまって聞かれる
『お母様はご健在なんですか?』
相手はがん患者さん。
『はい、元気ですよ』
そうするとホッとしたような顔になる
乳腺外科へ行ったら
多くの患者さんに同じことを聞かれるだろう
私の心の中には生き続けているけど
嘘をつき続けるのは少ししんどいときがある
もちろん再受験なので外科は現実的には厳しい
内科にいくものだと教授には思われていたけど
私が選んだ科は、全く別の科だった