千代田区銭湯路線バス(3) | 酔いどれパパのブログ

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「お風呂」と「酒」と「路線バス」に関する駄文を書き連ねております。

「『風ぐるま』でセント酒」の第3弾は、いわゆる銭湯ではなく、千代田区の施設内にある「神田アクアハウス江戸遊」にご案内。

江戸遊は、東京メトロ淡路町駅が最寄りで御茶ノ水駅や秋葉原駅からもそう遠くない。
「風ぐるま」なら、内神田ルートの「ワテラス前」から道路を渡ってすぐ。
13階建ての高齢者住宅の1~3階が江戸遊で、1階がフロント、2階が飲食・休憩スペース、3階が浴室になっている。



入浴料は銭湯と同じ460円で、営業時間は午前11時から翌朝8時まで。深夜・早朝にも営業しているので、地元民のみならず、観光客にも使いやすいが、あまり知らない客が増えすぎると、地元の方々には嬉しくないかな。

浴室には、サウナや古代檜風呂、二股温泉の湯などもあり充実しているが、さほど広くはなく、銭湯のような風情はない。それでも、昼夜を分かたず山手線の内側で安価に風呂をいただけることには感謝したい。

風呂上がりには、2階で一杯やったり、横になったりできるが、せっかくの神田だから、ひと息ついたら、表に出て「そば屋で一杯」も悪くない。

新装なった「かんだやぶ」に入り、エビス小瓶で喉を潤し、かまぼこ(板わさ)とお通しのそば味噌をアテに菊正宗熱燗、最後にせいろう(もりそば)を手繰ってから、そば湯を啜ってひと息つく。「ありがとう存じます」の声に送られて表に出ると、路地をわたる夕まぐれの風が、湯上がりでほろ酔いの体を優しくなでるーなんていうのが、神田セント酒のパターンかな。

近くには、こちらもそばの名店「まつや」があり、風情ある建物を見上げながら向かって右側の戸を開き、店内に入る時の喜びと言ったら、たまらない。

近くには、「神田藪伊豆」もあり、そば屋には事欠かない。

「セントそば前」もいいぞぉ。