魯山人が鎌倉で住んでいた家【春風萬里荘】
約60年前に、魯山人の旧家が、笠間焼で知られる栃木県笠間に移築されたのがここ。
庭には池もあり、現在は博物館になっている。
北大路魯山人は母親の不貞によりできた子で、父親はそれを苦に腹を切り自殺したと言われる。6歳から養子に出されるなど、不遇な環境で育つが、書道家として身を立てるることに成功。また、自ら厨房に立ち、自作の器で料理を出す『美食倶楽部』をたちあげた料理家、陶芸家としても知られる。
魯山人といえば織部。
風呂には青竹を模した、自作の織部陶板がはりめぐらされていた。
魯山人の使用人の話では、風呂からあがると直ぐにキンキンに冷えたビールを持っていかないと激怒し、それが原因で何人もの使用人が辞めて行ったらしい。
キッチン以外は全て鎌倉から移築されたとあって、もちろん茶室もある。
庭はもちろん枯山水
GOTOがまた始まったので、割安で栃木旅行に行ってみるのも○。