劇団6番シードさんのイベント
「六番寄席演芸大会」2日目16日の17時〜の回参戦
2日間3ステージで、3ステージとも全くやる事違うて、
もう、流石は6番シード(笑)
なーんて、そんなもんじゃない。
イベントのクオリティじゃないよこれ!
いやー!本当に面白かった!
たくさん笑えた…ってだけの「面白かった」じゃなくて
「良いものが見られた〜聴けた〜」って感じの
「面白かった」だった。
本当に、なんていうか…
料金高いばっかりで中身がないもしくはレベルが低いそして進歩が無い毎回同じような事しかやらないイベントやるところに、
見習って欲しい。
3ステージどれもこれも面白そうだったんだけど、
今年はイベント系は控えめにーーーー
とか思ってたのに、
これは、どうしても行かなきゃって思ったのは、
実は劇団員の樋口靖洋さんの初・脚本演出の
短編をやるって情報を見たからだったりするのよね。
しかも図師くん出るし。
いや、この回は本当に興味をそそる演目ばっかりで、
以下、お品書き
・コント「所沢04」土屋兼久&藤堂瞬&図師光博
・朗読「読み方でこんなに変わる世界の名作シリーズ」
宇田川美樹&椎名亜音&宮島小百合
・朗読「鎌倉奇談」小沢和之
・創作落語「ドーハの喜劇」松本陽一
・樋口靖洋脚本・短編舞台「或る家族の物語」
良い男三人衆のコントは、コントというよりお芝居だった。
瞬さんの、微妙にイラつく後輩が可笑しかった(笑)
設定が演劇の稽古場での3人のやりとりなので、リアルさ満点だったのと、どこまでがお芝居でどこまでがお芝居の中のお芝居なのか混乱してくる面白さと、時事ネタ(笑)
あの事件(?)は、やっぱ結構衝撃的なことだったんだね。
まあ、最近あんましツイッターやってない私でも知ってたくらいだったからね(笑)
読み方で違う朗読は、私が思ってたのとちょっと違ってた。
3人、三様での朗読かと思ってたんだけど、
あんなに細切れで指令が入り、対応するとは(笑)
そして、笑ってしまって先に進めない宇田川さんが可愛かった(^o^)
そして、亜音さんは器用だなぁ。
宮島さんは、思い切りがいいね。
小沢さんの朗読は、硬派(?)な朗読で、もう劇場中が静まり返った中に響く、あの深い良い声。
お話も私は知らない話だったんだけど、情景が浮かぶようでとても引き込まれた。
それと、これ言うと怒られるかもだけど、
寝る前に聞いたらすっごい気持ち良いと思った(笑)
図師くんさ、朗読はできないみたいなこと言ってたけど、
「おこだでませんように」やったじゃん。
アレだって立派に朗読だし、感動の渦に巻き込んじゃん( ̄▽ ̄)
また、アレ聴きたいなー。
聞いたこと無い人にも、聞いてもらいたいなー。
松本さんの創作落語は、松本さんの青春時代の、全然甘酸っぱくないお話でした(笑)
いやまあ、確かにあの年代ってそういう感じでしたよね。
私も初めて…おっとぉ!今は言っちゃまずいって!( ̄▽ ̄)(笑)
でも松本さん、お話するの上手だよなー。
樋口さんの「或る家族の物語」は、
映画の予告映像を見てるような感じだった。
日々の風景の大切なポイントを切り取って丁寧に見せている感じ。
とても悲しい出来事が軸になってはいるんだけど、
感じたのは悲しみよりも、人の想い、
日常の中の何気ない愛情だった。
私個人としてはね、あの出来事、私にとっても実体験に近いものがあったので、しかも私の場合はあんな素敵な家族じゃなかったので、ちょっと感情停止した部分があるのね。
でもなんだか、見終わって優しい気持ちになれた。
作り手の優しさがとっても感じられる作品でした。
そして、最後の土屋さんの涙には
やっぱり男の涙は信用しちゃいけないと改めて…もとい
あの一気に感情が高ぶる感じが理解できる分、ガツンとやられた気がしました。
でも、ビジネス涙て…(笑)
イベントなのに、ダブルコール(笑)
でも、自然なダブルでしたね。
それだけ、満足度の高いハイクオリティなイベントでした。
いや、これってイベントって言って良いのか?
確かに「舞台」では無いけれど。
これが「イベント」だったら、他が
「イベント」って銘打ってやってるのが成り立たなくなるよ(笑)
図師くんも、結構ギッチギチのスケジュールの中で
良くできましたo(^-^)o
このメンバーの中に入って、見劣りしないって、
本当に凄いことだと思いますよ。
また出て!
で、「おこだでませんように」演らしてもらって!(笑)
今日の戦利品
図師ブロマイドと、ガチャで当たった6番シードメンバー写真o(^-^)o
本当に、本当に、
楽しくて、面白くて、良いものを見せてもらいましたo(^-^)o
図師光博、次の舞台は、椎名亜音さんもご出演!!
ENG第11回公演
図師光博参加作品
劇団6番シード×自主制作映画チームProjectYamaken
実力派舞台俳優140名が出演!
「劇団のPV」が長編映画へと進化を遂げた!
映画「ディープロジック」
→映画「ディープロジック」公式ツイッター(@DeepLogicMovie)