またまた台風が近づいていますね
気圧が下がると血管が広がり、頭が痛くなったり、ぼーっとする人もいます。
天気や外からの刺激で、体が反応することはよくありますね
それと同様に、外からの刺激で人体は様々な反応をします。
例えば感情ですが、外からの刺激で、感情のスイッチが押され
怒り、喜び、悩み、悲しみ、恐れなどの感情が湧き出てきます。
この感情も、人体に様々な影響を与える事は知られています
東洋医学では、「陰陽五行」
日本古来の神道では「五鎮」（ごちん）
という考え方があります
感情を中心に人体との関係を簡単に見てみると
感情→五臓→六腑→感覚→その他→五味→五香→色→氣→五行
怒り→肝臓→胆嚢→目→爪→酸→薫（こうばしい）→青→風→木
喜び→心臓→小腸→耳→髪→苦→焦（こげくさい）→赤→暑→火
思い→脾臓→胃→口→肌→甘→腐（くさった匂い）→黄→中→土
悲しみ→肺→大腸→鼻→毛→辛→鏥（さびくさい）→白→西→金
恐れ→腎臓→膀胱→陰部→歯→塩辛→生臭（なまぐさい）→黒→北→水
というような関係性になります。
怒りすぎると肝臓や胆嚢に害を及ぼし、肝臓が不調になると顔色が青っぽくなり、目が見えにくい、目の周りに炎症ができる場合もあり、爪が弱り割れやすくなる理由です。
喜びすぎると心臓や腸に負担がかかり、耳や髪にも影響が出やすく赤ら顔になりやすい理由です。
思い悩み過ぎると、脾臓や胃に負担をかけ、口元や肌が荒れる事が多いようです。
悲しみ（憂い）が過ぎると「胸が引き裂かれる」「断腸の思い」と言うように、肺や大腸に負担をかけて、顔色も「ぬけるような白さになる」と表現します。
恐れが強いと、腎臓、膀胱に影響が出やすく疲労し易い体になります。
そして、腎臓と精力との関係も強く、「英雄色を好む」と言うように、腎臓が元気で疲れを知らない人は、精力も強いんです。
このような関係性を「迷信」などと否定する人もいますが、私は太古から受け継がれてきた叡智だと思います。
簡単に書きましたが、本来は神との関係や星の動き、森羅万象すべてを表す学問でもあります
本当に健康になりたければ、肉体だけではなく心や意識、そして感情をコントロールすることが大切です。
常に中庸というか、怒りすぎない、喜びすぎない、悩みすぎない、悲しみすぎない、恐れすぎない生き方をする必要がありますね。
私もまだまだ、日々の修行が続きます。
でも、この世での修行は、楽しい方がいいですね
追伸：笑うと血液がキレイになるみたいですよー。
腹が裂けない程度に笑いましょう
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
Keizou Kawashima
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