責任転嫁すると御利益がある。

身体に不調がある。（病気、体の硬直、コリや痛みの症状など）
心に不調がある。（ウツ状態など）
このような場合に、「認知の歪み」（モノの捉え方、考え方）が大きく影響している場合があります

多くの人がこの事に気づき、心と体が健康になり幸せになって欲しいと、心より願いますので、今回もしつこく書きます(笑)

前回は「認知の歪みが身体に影響する」ということで、１０パターンの認知の歪みを書きましたが、今回は「責任転嫁（自己正当化）」について書きます

人間関係が上手くいかない人は、自分に不都合な事は相手や環境のせいだと考える傾向にあります。
相手（親、家族、上司や部下、環境、社会）が悪いことにすると、自分が責任を取らなくて済むし、自分を変える必要がないという「ご利益」があるからです。

しかし、相手や環境のせいにしている限り、自分を改善することはなく、同じような問題がくり返し起きてきます。

なぜなら、周囲の人間関係の不調和は、自分の「内面の不調和」を反映しているからです

また、「私は正しい」「自分は間違っていない」と考え、相手の忠告に耳を傾けません。
そして、自分を正当化するために、何か問題があると、相手の方が悪いと考えます。

これは、「自分は頑張っている」と思っている頑張り屋さんに多いパターンです

このような傾向にある人は、「自分の認知、感情、行動、相手への対応には責任を持つ」
「人間関係の不調和は、自分の内側の反映だ！。自分の内側の調和を図ろう」
と考える習慣をつけましょう。

「正しい」「悪い」の考え方から「何をすれば改善できるのか」「何をすれば楽しいのか」
「どうすれば成功するのか」という考え方に変えて「口癖」にすることが大切です

「創意工夫