実家との別れ ② | ストレス発散日記

実家との別れ ②

それから俺が生まれ、しばらくの間おふくろと一緒に

オヤジの幼馴染のKさんの家に世話になってたそうだ。

Kさん夫婦には子供がいなかったのでたいそう可愛がってもらったらしい。




そんな生活を見かねた祖母の妹(オヤジの叔母さんにあたる)人の

家でお世話になった。




Kさん達をおじさんおばさん、祖母の妹夫婦もおじいさんおばあさんと

本当の叔父夫婦、祖父母のごとく慕っていた。




特に祖母の妹の旦那さんのMさんには可愛がってもらい

学校から帰るときはいつも自宅近くの曲がり角に立ってて

一番最初に




『おかえり~(^-^)』







とお迎えに来てくれていた。

ちなみに爺ちゃんちは自転車で結構な距離・・・。

暇だといつもきてくれてた。

凄い嬉しかったなぁ。



Y(地区名で呼んでた)爺ちゃんがどっかに行くと

俺にだけ土産を買ってきてくれたり、おもちゃを買ってくれたり

自分の本当の孫よりも可愛がってくれてた。




小学生の時に亡くなる時には自分の子供や孫を呼ばずに

俺を呼んでた時にすぐに行けなかったのは


20年以上経った今でも後悔している。




きっと自分が死ぬまでこの後悔は持っていくんだろうなぁ・・・。














後日談として家を作ってる間にお袋の大事な宝石箱をそっくり盗まれたそうだ。

泥棒では誰か分からないからどうしようもないが




多少でも祖母を疑ったのは俺だけじゃないはず・・・。








しかし毎回昔話になると同じ話を聞いてて実の祖母でありながら

これでも同じ人間かとの所業に呆れかえる。




そして昔話になると毎度お袋は





『もう思い出してくるだけで涙が止まらなくなるわ』







といいつつ鼻声で今にも泣きそうである。






出てってからもさらに祖母の攻撃は収まらない

近所中に無いこと無いこと(実際にあったことは1つもない)言いまくる。




お袋の実家に農作物を盗んで送ってる。とか

親無しで(父親が早くに亡くなり再婚して)育ったから貧乏人だ。とか

数え切れない程の仕打ちを受けたそうだ




ある日近所の人を連れて実家近くに行ったとき

ついでに実家に寄ったそうだ。

都心にあって立派な実家を見た近所の人は




『おばあさんが言ってたのは全く嘘だったんだねぇ・・・』



それから他の人もようやく分かってくれたらしい。










いまだにあること無い事言うばばぁと祖母は生きている・・・。

これを俗に言う


憎まれっ子世にはばかる

である。