ふれあい広場での質問
「望んでいないものを持っていないということを
知ることがとても印象に残りました。
その事で質問させて頂きたいです。
望んでいないものをもっていると気づいたら、
リラクセーションと自己受容が必要ということでしょうか?
そうではなくて、それ以外の持っていないものに感謝が必要ということでしょうか?」
ご質問ありがとうございます。とても深い問いで、重要な視点だと思います。
「望んでいないものを持っていると気づいたら」の場合、
まず重要なのはその気づきをどう受け止めるかです。
その際、リラクセーションと自己受容は大きな助けになると言えます。
リラクセーション
望んでいないものを持っていると気づいたとき、
人はストレスや不安を感じることがあります。
このとき、まず心身を落ち着けることが必要です。
リラクセーションを行うことで冷静な判断が可能になり、
自分の状態を客観的に見つめやすくなります。
自己受容
望んでいないものが自分の中にあると認めることは簡単ではありません。
しかし、それを否定せず、「今の自分にはこういう要素がある」と
受け入れることが第一歩です。自己受容は、自分自身への思いやりとつながり、
無理に変えようとせず、今ある状態を認める力を育てます。
3月の「ふれあい広場」でもこの点を深堀していきます。
一方で、「それ以外の持っていないものに感謝が必要」という考えも大切です。
感謝の視点
望んでいないものを持っていないこと、
あるいは自分にとって不要なものが存在しないことに感謝するというのは、
物事をポジティブに捉える力を育てます。
この視点は、不足ではなく充足や恵みを見つける心の訓練につながります。
つまり、両方が重要であり、状況に応じて使い分けられるのが理想的です。
「望んでいないものを持っている」と気づいたときは、
リラクセーションと自己受容によって心を整え、
「望んでいないものを持っていない」ことに気づいたときには
感謝の気持ちを持つことで、よりバランスの取れた心の状態を保つことができるでしょう。
このプロセスを通じて、自分自身と向き合う時間を大切にしてください。