対人関係は、協同か競争か、友好か対立か、上下関係か平等かの3つになります。

つまり、これらは相互作用になりますので、

一方的に支配、コントロールされるわけではありません。

例えば、出会う人は選ぶこともできます。

すでに出会っている場合は、自分の感情コントロールすることで変化が起きます。

さらに、印象形成を変化させることも可能です。

印象形成とは、「他者に関した限られた情報を手がかりとして、

その人物の全体的なパーソナリティを推論すること」です。

人は,意識的,無意識的に関わらず、

人物に対して何等かの印象を形成していいます。

容姿や表情、服装などの外見についての印象や性格や

態度などの内面についての印象です。

この印象は、周りからの評価や相手の態度だけで掲載されていません。

むしろ印象を持つ方のストレス度が重要なカギとなっています。

無理なストレスがあれば、錯覚や勘違い、偏見、誤解が起きてしまうのです。

例えば、相手を見ようとせず、噂や周りの評判を重視、

自分の都合の良い物語を作るこじつけ印象形成をします。

もう少し、詳しく見ていきましょう。自分を引き上げてくれる人、

自分を応援してくれる人に出会うためには、

自分自身の脳のコンデションが鍵を握っています。

 

素晴らしい人との出会いは、脳の前頭葉の中でも、

眼窩の上にある部分の眼窩前頭野が関係しています。

この部分の血流が低下していると前述したストレス反応として錯覚や勘違い、

偏見、誤解が起き、相手の欠点だけが目立ってしまい、

なかなか素晴らしい人との出会いに気づけなくなります。

人を見る目が曇ってしまい、感性が鈍ってしまうのです。