愛着による様々な問題は、
自分が安心できる居場所がとても大切になります。
アレコレと評価され、条件が付いている愛情の元では、
自分を癒すことは出来ません。
しかし、そのような場所がなくても、自分自身が安全基地に
なることができます。
そのためには、以下の取り組みが必要です。
- 振り返る力や相手を思いやる力を養う。
- 物事を主観的に捉えるのではなく、客観的に考えること。
- 小さくても自分を認められる体験を重ねていく。
- レジリエンスを高めていく。(自己肯定)
- 自己受容を向上させていく。
- 体の緊張を取り除く取り組みをはじめる。
- 自分を成長させることを人生の目的にする。
無意識は、抑圧された考えや満たされない願望の貯蔵庫であると
説いたフロイトは、無意識のものを意識化することが人々の
病的行動を変える上で重要であることを見いだし、
精神分析学を誕生させました。
一つの仮説として、家族に起因する無意識的な行動、
生物学的な影響は、自分の意思から大きくかけ離れた本能的欲求と
初期の生活体験の相互作用によって現在の自分自身が
形成されていることになります。
つまり、このように自分自身を運命づけるように
作用した力の結果に対して、変化させるには、
大人になってから、これに対処するための取り組みを
始めることが必要になります。