発達障害ととても良く似た症状を示す病態として、
愛着障害があります。
発達障害と愛着障害の違いは、専門家でも見分けにくく、
医療の場でも混乱しているように見えます。
定説では、先天的に脳にダメージを受けているのが発達障害、
後天的に脳の発達が阻害されているのが愛着障害となっています。
どちらも、結果として表れるのが、
多動性、不安、不注意、そしてコミュニケーションの問題です。
結果として現れるのが同じ症状だとしても
脳のダメージ部位は違うことも分かってきています。
具体的なアプローチとしては、おそらく、体と脳を関連づけた訓練法や
リラクセーション法が効果的ではないかと考えることができます。
実際にBTUの近赤外線脳波計による実証研究では、
愛着に問題を持っている入院治療中の若い女性グループ対象に
ホメオストレッチを行なった結果、
脳のクールダウンによる心理学的効果が確認されました。
つづく・・・